グラビア

芳根京子が語る「バカ枠だけど天才」を演じる難しさ

ドラマ『チャンネルはそのまま!』で主演を務める芳根京子

 累計100万部突破のテレビ局コメディー漫画の『チャンネルはそのまま!』が3月18日(月)からHTB北海道テレビで連続ドラマ化される。また、3月11日(月)からNetflixでも独占先行配信開始。主役・雪丸花子を演じる芳根京子がドラマ放送直前の3月4日(月)発売の「週刊ビッグコミックスピリッツ」14号に初登場。グラビアでも若手注目女優の凜とした素顔を見せてくれた彼女が、ドラマの撮影秘話を語ってくれた。大ボリュームの独占インタビューの一部を公開しよう。

 * * *
──主人公・雪丸花子役に決まった時、どのような気持ちでしたか?

 本広克行総監督にこの主人公は芳根ちゃんにぴったりだと思うんだけど……と言われたのがはじめで。原作の漫画を読んでみたら、「バカ枠」って書いてあって……。本広総監督の私への印象って何!?と驚きました。でも、撮影に入った時に、すごく居心地がよかったんですよね。本広総監督のイメージは凄いなと思いました。

──演じるにあたって、大変だったことは?

 あざとくなってはいけない。作られた花子になってはいけないので、キャラクターを掴むまでが大変でした。花子は、人間的感覚よりも動物的感覚で動く子なので……そのキャラを演じる側が頭を使わなきゃいけないのは、矛盾があって難しかったです。

──芳根さんと花子の違う部分は?

 私はあんな天才じゃない。バカと天才って紙一重なんだなと思いました。「バカ枠」だけど、彼女は天才なんですよね。あの力はやっぱり生まれ持った才能だな、と思います。物語の中でも、彼女自身も予想外の展開になることが多くて。人様に多大な迷惑をおかけして、ドタバタ走り回って、なのに見捨てられなくて、なんならみんなに愛されている。それはやはり、考えて動いたらそうはならないなと。多くの人を巻き込みながら、影響を与える彼女の姿に、羨ましく思いました。

【PROFILE】芳根京子(Kyoko Yoshine)
●1997年2月28日、東京都生まれ。●身長:159cm。●特技:ピアノ、フルート
【Information】
☆舞台/3月5日~6日、紀伊國屋ホール他全6都市にて上演『母と惑星について、および自転する女たちの記録』。
☆映画/5月17公開『居眠り磐音』、初夏公開『今日も嫌がらせ弁当』。
【公式サイト】https://yoshinekyoko.amebaownd.com/
【公式Twitter】@YoshineKyoko
【公式Instagram】@ yoshinekyoko

(C)細居幸次郎/小学館・週刊ビッグコミックスピリッツ

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン