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堀ちえみの「舌がん発覚」から得られる教訓

 タレントの堀ちえみさんは、昨年夏頃に舌の裏に口内炎のような症状が出たという。だが、リウマチの治療薬の副作用と疑われ、かかりつけの歯科医院でレーザー照射を受けていた。

 痛みは治らず、自ら専門病院を受診。リンパ節に転移があるステージ4の舌がんと判明した。2月22日に手術を終え、リハビリの日々を送っているという。

 重要なのは、「一般の歯科医院では、口腔がんの確定診断はできない」ということだ。異変に気付いたら、鬼塚医師のような専門の頭頸部外科(耳鼻科)や口腔外科(歯科)へ迅速に紹介するのが、誠実な歯科医だといえる。

●レポート/ジャーナリスト・岩澤倫彦(『やってはいけない歯科治療』著者)

※週刊ポスト2019年3月29日号

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