39歳という年齢で、突如グラビア界に現われた岩本和子(43)。本誌・週刊ポストにもこの1年間で9回も登場した。彼女が登場するたび、再掲載を望む読者から多数のハガキが寄せられる。和子さん、あなたは一体、何者なんですか──。その疑問に、本人が答えた。
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岩本和子は本名です。鳥取県で生まれ、会社を営む母の実家で両親と弟の4人暮らしでした。母は教育ママで気位が高い人でしたが、父は12歳の時に家を出て行ってしまったので、思い出はあまりありません。
小学校に入学してからも1人でいることが多かった。そのせいか、赤川次郎やアガサ・クリスティなど小説を読んでは「人生そのものが物語だったらいいのに」と現実逃避をしていました。
読書と妄想に耽る日々の中、自分でも小説を書くようになりました。実は小5の時に28歳だと嘘をついて新人賞に応募し、準グランプリをいただいたことも。小説のタイトルは忘れたけど官能小説でしたね。なぜ官能小説を書いたのかというと、この頃の私はいやらしいことへの興味が強く、早熟でした。
中学に進学すると男子からのいじめを受けるようになりました。学校には行かない生活でしたが、中3になって猛勉強し、県下一の進学校へ入学。そして高2で初恋を迎えました。