11位:「サーモン」(11点)
「ふんだんに含まれるアスタキサンチンは抗酸化活性が高いため、膀胱がんや大腸がん、舌がんの予防になるというデータがある。ただ、この成分は熱に弱いため刺身やカルパッチョがおすすめ」(医師/西台クリニック院長・済陽高穗さん)。
「サーモンには粘膜のバリア機能を強化する良質の脂質が多く含まれている。また、魚が含むたんぱく質は日本人の体と相性がいい」(伊達さん)。
11位:「いわし」(11点)
「活性酸素を抑え、免疫力を高めてくれるオメガ3系脂肪酸が豊富」(医師/免疫学者・藤田紘一郎さん)。
「オメガ3には中性脂肪を下げる効果もあるため、内臓脂肪を減らし、生活習慣病のリスクを軽減してくれる。缶詰で摂れる手軽さもいい」(工藤内科副院長/ダイエット外来担当・工藤孝文さん)。
13位:「わかめ」(10点)
「わかめは水溶性と不溶性両方の食物繊維を安価で手軽に摂ることができる体にいい食品の代表格」(医師/芝大門いまづクリニック院長・今津嘉宏さん)。
「腸管免疫機能を活性化させ、腸内環境を改善することで体調を整える」(矢澤さん)。
13位:「玄米」(10点)
「繊維やビタミンB群が豊富なうえ、かみ応えもあるため白米よりも健康的な主食として重宝している。発芽させてから炊くことでさらに栄養素がアップする」(医師/肥満外来専門医・佐藤桂子さん)
13位:「ブロッコリースブラウト」(10点)
「新芽であるブロッコリースプラウトには、成長したブロッコリーの10~100倍近いイソチオシアン酸塩成分があることが判明している。高い抗酸化作用とがん予防効果がある」(福田さん)。
「スプラウトに含まれるスルフォラファンには乳がんの抑制効果がある」(管理栄養士・中沢るみさん)。
※女性セブン2019年4月11日号