◆本人を直撃してみたら…
当時、リリーの行きつけのバーでは、彼のこんな姿が頻繁に目撃されていた。
「深い時間になりお酒が進むと“Xが逮捕されちゃった…馬鹿だよ”って、ため息をよくついていました。XさんはクラブでDJなどもしていて、ミュージシャン仲間も多い。瀧さんの逮捕と関係があるのなら、さらに彼らの周辺が調べられる可能性だってあります。リリーさんの嘆きはしばらく止まらないかもしれません」(前出・知人)
X氏に話を聞いたが、「ぼくの方からは何も言えません」と言葉少なに言うのみだった。
運転手と友人の薬物逮捕。しかし、リリーはどちらの逮捕時も“公式コメント”は口にしていない。
3月末、沈黙を続けるリリーを都内のライブ会場近くで直撃した。
──運転手のXさんがクスリで逮捕されていたようですが。
「確かにその当時、Xには運転を頼んだり荷物を運んでもらったりしていました。逮捕されて起訴されたと聞いていますが、それ以来会っていません。あくまで一時的に、お願いしていただけなので。もう仕事をお願いするに値しないですよ」
──リリーさんも警察に事情を聞かれた?
「(捜査員から)電話があって話しました。尿検査なんかは受けていませんよ。捜査員と話した時にいろいろ聞いたんだけど、おれに対しては疑いはなかったようですよ。Xと瀧との関係から、おれのことを怪しむ人もいるのかな…まぁ世の中もそう見ますよね…こういうことがあると」
──彼らに言いたいことは?
「瀧とXにはすごく迷惑しています。こうやって取材されることも含めて…信じていたから人間不信になりそうです」
穏やかな口調ながら、困惑した表情でリリーは答えた。前出の知人が言う。
「リリーさんは間違いなくシロ。ただ、迷惑というのは彼なりの表現で、リリーさんは瀧さんの逮捕後、かなりショックを受けていました。面倒見がよいリリーさんのことですから、瀧さんやXさんを今後どう助けられるのか、考えていると思いますよ」
瀧被告の一件は氷山の一角なのかもしれない。
※女性セブン2019年4月18日号