ピエール瀧一覧

【ピエール瀧】に関するニュースを集めたページです。

『ハリー・ポッター』シリーズの作者 J・K・ローリングさんは、ジェンダーを巡る発言でたびたびネット炎上している(AFP=時事)
過激化するキャンセルカルチャー 処分を短絡的に決めてしまってはいないか
「キャンセルカルチャー」とは、特定の対象の言動などを取り上げ糾弾し、排除や排斥、追放やボイコットしようとするムーブメントのことだ。それは現在の行いだけでなく、過去に遡って問題にされ、不買運動をしたり辞任させたりなど、社会的制裁を積極的に求めるのがネット炎上と異なる。SNSによってこの動きは拡大している。キャンセルカルチャーはなぜどのような時に起きるのか。ネットやSNSの問題に詳しい成蹊大学客員教授でITジャーナリストの高橋暁子さんに聞いた。 * * * あるアーティストのファンだったという人は語る。「過去にひどいいじめをしていた言い逃れようがない証拠が出てきて、すごく残念だった。大きな仕事から降ろされただけでなく、アルバムも白紙になってしまい、作品自体は何も変わらないのに、もう純粋に楽しめなくなった。ただ、テレビとかで連日糾弾されていて、気の毒にも感じた」 著名人による問題ある言動が取り沙汰されたが最後、それまでの活躍や能力などに関係なく徹底して叩かれ、社会的に葬り去られることが増えてきた。 キャンセルカルチャーとはこのように、主に著名人などの過去の犯罪や不祥事、不適切な発言などを掘り起こし、それを元に批判し、社会的地位を失わせるなどして排斥する現象のことだ。数年あるいは数十年前の言動でも対象となり、一度問題視されれば、謝罪するか社会的地位などを失うまで糾弾され続ける。 SNSやネットの過去の発言などが掘り起こされて起きることも多く、ソーシャルメディアが普及した2010年代後半から増えたと言われている。また、以前から見られた、大勢の前でミスや誤りなどを糾弾するさらし行為、「コールアウト・カルチャー」の一つとされる。オリンピックで続いたキャンセルカルチャー『ハリー・ポッター』シリーズで知られる作家のJ・K・ローリングさんは、2020年6月、複数回にわたりTwitterでトランスジェンダー差別だと受け取れる発信をしたとして、繰り返し批判を集めていた。SNS上の過去の言動から、トランスジェンダー排斥をする人物なのではないかという疑惑が浮上していたタイミングだったこともあって非難の声がおおきくなったのだが、謝罪しても責任を問う声は収まらなかった。これもキャンセルカルチャーの一つと言われている。 東京オリンピックでも、同組織委員長だった元首相の森喜朗さんが女性蔑視発言で辞任に追い込まれている。森さんは、日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、「女性がたくさん入っている理事会の会議は時間がかかります」「組織委員会に女性は7人くらいおりますが、皆さんわきまえておられて」などと発言し、国内外から批判を集めた。 また同じくオリンピック開会式で作曲者の一人だった小山田圭吾さんは、1994年に発行された『ロッキング・オン・ジャパン』、翌年の『クイック・ジャパン』に掲載されたインタビューが元で、辞任することになった。小山田さんはインタビュー中で障害者をいじめていたことを自慢げに告白しており、障害者をいじめた人物がパラリンピックに関わることを問題視されていた。 今年2月には、「CYCLOPS athlete gaming」に所属するプロゲーマー「たぬかな」選手が、不適切発言によって契約解除された。たぬかなさんは生配信の中で男性の身長について話題が移ったとき、「165はちっちゃいですね。だめですね。170はないと、正直、人権ないんで。170センチない方は、『オレって人権ないんだ』って思いながら生きていってください」などと発言し、批判を集めていた。 どの場合でも共通するのは、発言などから激しく糾弾され、役職や仕事、契約など社会的地位を失っていることだ。#MeToo運動から派生して誕生 キャンセルカルチャーは、「#MeToo」運動から派生したと言われている。私も(MeToo)受けた過去のセクハラや暴力をシェアし問題を考える、という米国での#MeToo運動は、もともと2007年に性暴力被害者支援のスローガンとして提唱されたものだったが、2017年に大物映画プロデューサーハーヴェイ・ワインスタインのセクハラや性的暴行に対する集団告発をきっかけに世界に広まった。ワインスタインは2018年5月に逮捕され、2020年には有罪が確定、23年の禁固刑が言い渡されている。 SNSが普及したことで一般人でも声を上げられるようになり、人々の声が社会を動かし、弱者を救済するなどの大きな力を持つようになった。キャンセルカルチャーと言われると、過剰に罰を与える負の側面のイメージがつきまとうが、これまでは封じ込められてしまった問題が明るみに出やすくなるなど、ポジティブな面もあるのだ。 やはり一方で、キャンセルカルチャーは過激化し、その結果、言論の自由をなくし、分断を生んでいるとも言われている。キャンセルされた側にも復帰の機会を 先日、社会復帰のための雑誌『Chance!!』に掲載された、ピエール瀧さんへのインタビュー記事が話題となった。ピエール瀧さんがコカイン使用の疑いで逮捕されたのは2019年のこと。バンド「電気グルーヴ」のメンバー、石野卓球さんの「(解散)するわけねーだろ、ばーか」という発言でも話題となった。 インタビュー中でピエール瀧さんは、「ネットに書き込まれる悪口を見ていて思ったのは、とにかく”罰したい欲”がすごいなと」と、当時を振り返っている。「誰かを攻撃することでスッキリしたり精神の平静を保っているのでしょう」ともいう。 自分の不安な気持ちを落ち着かせるために、ネットで人を攻撃するという側面は確かにあるようだ。デジタル・クライシス総合研究所による新型コロナウイルス関連の炎上事案分析(2020年5月)によると、コロナ禍で炎上の数は急増。コロナ前の1月の82件から、コロナ禍後の4月は246件と3倍になっている。SNS上の誹謗中傷などもニュースになることが増えた。 このような増加の背景には、コロナ禍でのストレスや不満、不安などを、他者に当たることではらしている人がいると考えられるだろう。 炎上は、実際はごく少数の人たちによる繰り返しの投稿から成り立っていることが分かっている。キャンセルカルチャーにおいても、はじまりには正当な批判があっても、途中から無関係で問題に関心も持たない人々がただ引きずり下ろすことを目的に参加してはいないか。そして炎上と同様に、ごく少数の人達が騒ぎ立てているだけという可能性がある。 確かに“キャンセル”された人々の言動には問題があったし、非難すべきものは非難すべきだ。しかし引きずり下ろすことが目的となっていては、かえって問題の本質がぶれてしまうのではないか。 ピエール瀧さんには、戻れる場があった。石野卓球さんや家族など、理解して支える人がいるからこそ、社会復帰できたのだろう。しかし、そのように恵まれた人たちばかりとは限らない。一度問題ある言動をしたら社会から抹殺される社会は、我々にとっても住みよい社会とは言えない。 問題ある発言は問題にすべきだが、必要以上に強く糾弾したり、処罰が厳しすぎることはないか。糾弾された側も、処分を短絡的に決めてしまってはいないか。そのようなことはしっかりと考えていくべきだ。そして、キャンセルされた側に再起できる道を用意することも、必要なのではないだろうか。
2022.03.13 16:00
NEWSポストセブン
勝新はアヘン所持で書類送検(時事通信フォト)
ピエール瀧、ショーケン、勝新太郎 それぞれの俳優復帰の道
 炎上や批判が起こりやすくなった昨今、復帰の舞台の選別は、かつての芸能界とは様変わりしている。たとえば俳優の場合、まずは動画配信サービスから地上波復帰を目指すケースが出てきた。 ピエール瀧(53)がその例だ。2019年6月に麻薬取締法違反で懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けたが、「ネットフリックス」で来年配信予定のドラマ『全裸監督』のシーズン2への出演が決まっている。「テレビはスポンサーがついているので、不祥事を起こした俳優を起用しにくい背景がある。一方、動画配信サービスや映画は“お客さんは自分でお金を払って見ているんだから文句はないだろう”ということで制作側も起用しやすいのです」(芸能レポーター・石川敏男氏) 一方で、かつては地上波でいきなり復帰するパターンがあった。 ショーケン(萩原健一)は、1983年に大麻所持で逮捕された翌年、ドラマ『宣告』(TBS系)で処刑の時を待つ死刑囚役として主演復帰し、話題を呼んだ。 まったく謹慎せずに済ませた大物俳優もいた。 勝新太郎は1978年にアヘン所持で書類送検されたものの、翌年にはハリウッドから世界配給された日本映画『影武者』の主演に抜擢。ただし、黒澤明監督と衝突して降板したため、ハリウッドデビューは実現しなかった。「勝さんは不祥事の大きさよりも、スターとしての需要のほうが上だった。事件なんかより『とにかく勝新が見たい』という感じでしたね」(芸能レポーター・二田一比古氏)※週刊ポスト2020年9月11日号
2020.09.01 16:00
週刊ポスト
沢尻エリカ&唐田えりか それぞれの復帰舞台はどこか
沢尻エリカ&唐田えりか それぞれの復帰舞台はどこか
 違法薬物と不倫騒動で共に消えた「2人のエリカ」に、復帰の兆しが。まずは昨年11月に麻薬取締法違反で逮捕、起訴された沢尻エリカ(34)。「ネットフリックスを始めとするネットテレビでの復帰が囁かれています。地上波はスポンサーの関係で難しいですが、ネットテレビは別。逮捕前に撮影していたネットフリックスオリジナルドラマ『Followers』は、そのまま沢尻の出演シーンを流しており、違法薬物で逮捕されたピエール瀧(53)も、3月からネットフリックスオリジナルドラマ『全裸監督2』の撮影に参加しています。瀧は逮捕からわずか11か月での仕事復帰ですから、沢尻も今年中に何らかの形で復帰する可能性はある」(スポーツ紙デスク) 一方、東出との不倫騒動で姿を消した唐田えりか(22)の復帰舞台は、“海の向こう”となる可能性がある。「韓国芸能界です。唐田は韓国の事務所にも所属しており、歴史ファンタジードラマ『アスダル年代記』では主要キャストとして出演している。現地の携帯電話CMにも抜擢されていて、韓国内での人気は高い。唐田が属するのはイ・ビョンホンを擁する大手事務所で、韓国映画界にも顔が利く」(在韓ジャーナリスト) 先に復帰するのは、どちらのエリカ様?※週刊ポスト2020年5月8・15日号
2020.04.30 07:00
週刊ポスト
『Netflix』のオリジナル作品の作り手や出演者は中谷美紀や蜷川実花さん、山田孝之らそうそうたるメンバー
衰退する地上波ドラマとNetflix等ネットドラマの根本的な違い
 2兆1048億円と1兆8612億円。これは、3月に発表された2019年のネット広告費とテレビメディア広告費の数字だ。長らく「娯楽の王様」として君臨してきたテレビが、「広告収入」という目に見える数字によって、その座から引きずり下ろされる結果となっている。奇しくも時を同じくして、テレビが生んだ天才コメディアンの志村けんさん(享年70)がこの世を去った。1人1台スマホを持つ時代、有名芸能人がYouTubeに進出してゆくいま、テレビの未来は、どうなるのか? 地上波テレビの衰退とともに台頭したのが「Netflix」「アマゾンプライム」「Hulu」といった定額制の動画配信サービスだ。 なかでもNetflixは、日本だけでも300万人が視聴するといわれ、“AVの帝王”と呼ばれた村西とおるを山田孝之が熱演した『全裸監督』や写真家の蜷川実花さんが初めて手がけた連続ドラマ『フォロワーズ』といったオリジナルドラマが大ヒットし、今年いっぱいで活動休止する嵐のドキュメンタリー配信も話題を集めた。 なぜ躍進が続くのか。まず指摘できるのは「予算」の大きさだ。 Netflixには会員から1人あたり800~1800円がひと月ごとに入ってくる。しかも会員は現在、世界に1億5000万人以上おり、その数は増え続けている。メディア文化評論家の碓井広義さんはこう指摘する。「地上波テレビとは圧倒的に予算規模が違います。一説によると、通常のテレビドラマの予算は1本2200万円ほどですが、『全裸監督』は3倍の7000万円だったとか。お金をたっぷりかけて制作できるのがNetflixの強みです」(碓井さん) 制作会社のネットドラマプロデューサーは「スポンサー不在の影響」を指摘する。「実は撮影場所や方法にそれほど違いはなく、NetflixもTBSの緑山スタジオを借りることもあると聞いたことがあります。大きな違いはスポンサーがいないこと。その分、作り手の表現したいことが尊重されます。麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧さんの復帰作はNetflixのドラマですし、沢尻エリカさんが出演した『フォロワーズ』も沢尻さんの登場場面がカットなしで放送されました。『全裸監督』なんて、地上波テレビならタイトルとテーマだけでNGです」 関係者の多くが口を揃えるのが「コンプライアンス問題」だ。昨今の地上波テレビはスポンサーはもちろんのこと、あらゆる視聴者や物事への配慮が先行して、「表現の幅」が狭くなった。元日本テレビエグゼクティブプロデューサーの吉川圭三さんはこう言う。「たとえば昔の『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)はほとんど妄想に近い内容で、『佃島に半魚人が出た!』といってみんなでバカ騒ぎして楽しんでいましたが、いまならヤラセと捉えられかねない。(同番組で行った)“早朝バズーカ”(寝ている芸能人の部屋に入っていきなりバズーカで大音量をあげる)も同じですが、いまなら不謹慎だとひどく怒られるように思えます」 30年以上、「出る側」として地上波テレビにかかわってきたモト冬樹が演者の本音を明かす。「本当は『批判が半分、絶賛が半分』がいちばん面白いのに、いまは何かやるとすぐ文句が来るし、みんなスポンサーの顔をうかがっている。おれがやっていた『THE夜もヒッパレ』(日本テレビ系)のように、良質な番組は何度もリハーサルを重ねるなど、作り込む必要があってお金はもちろん、手間暇がかかる。そういう番組もいま、減っているよね。だから自由で面白いネットドラマやYouTubeに視聴者が流れるのは当然だよね」 それでは、実際に制限のないNetflixの作品を手がけた人たちはどう感じたのか。又吉直樹の芥川賞受賞作『火花』の脚本を担当した高橋美幸さんが語る。「確かにネットドラマは自由度が高く感じました。地上波テレビは視聴率を気にするのでCMの前はチャンネルを変えられないように起伏を作るなど、各話盛り上げなければならないポイントがあります。 しかし『火花』はゆったりとした作り方で、枠も気にせず作るため1話ずつの長さが違うことが特徴でした。日本の視聴者は最後に必ず印籠が出る『水戸黄門』のような、いい意味での予定調和を好むので番組が似通う一方、Netflixの作品にはエッジの効いた面白さがあります」 加えて、日本だけでなく世界で公開されるというメリットもある。しかし北九州連続監禁殺人事件からインスパイアされたサスペンス・スリラー『愛なき森で叫べ』を手がけた映画監督の園子温さんは、「Netflixに作品を載せただけで世界に通じると思うのは甘い」と語る。「ネットドラマに挑戦するとすぐ“世界を見ている”といわれるけれど、そんなに生易しいものではありません。確かに世界中に配信されるものの、実際に見てもらえるかはわからない。日本人がNetflixに登録しても、インドのホラー映画を見る人は少ないでしょう。それが現実です」 とはいえ同作は、海外の映画賞にも出品されており、世界とつながる媒体であることは間違いない。 勢いづくのはネットドラマばかりでない。以前は売れない芸人やタレントが活路を見出すためYouTubeを利用することが多かったが、最近は佐藤健、よゐこ、川口春奈、渡辺直美などテレビで活躍している芸能人が続々とユーチューバーデビューを果たしている。「YouTubeの魅力は主体性」と指摘するのは碓井さん。「テレビはお呼びがかからないと出演できませんが、YouTubeは誰でも主体的にチャンネルを立ち上げられます。若者を中心に見られている媒体で魅力があってファンとリアルタイムの交流ができるし、大当たりすれば大金持ちになれる。今後も“参戦者”は増えるでしょうね」※女性セブン2020年4月30日号
2020.04.21 07:00
女性セブン
番組再放送に苦慮するTV局 醜聞芸能人の扱いや内容への配慮も
番組再放送に苦慮するTV局 醜聞芸能人の扱いや内容への配慮も
 ドラマやロケ番組が軒並み収録中止や放送延期になるなか、テレビ各局はいかに放送枠を埋めるかに頭を悩ませている。「収録済みのストックがなくなる4月中旬以降が問題です。過去の番組を再放送する方向になっているのですが、出演者たちに改めて許諾をもらわなければならないうえに、色々と面倒な問題があって……」(キー局関係者) ネックになるのが、“スキャンダル芸能人”の扱いだ。「あるバラエティ番組を再編集しようとしたら、不倫騒動があった鈴木杏樹さん(50)が出ており、カットせずに流すか議論になりました。 ドラマも同じで、薬物疑惑で逮捕された沢尻エリカ(34)やピエール瀧(53)などの出演作は放送できない」(同前) 出演者ではなく、その内容から再放送がためらわれているドラマもある。「2018年に高視聴率を獲得した『アンナチュラル』を手掛けた人気脚本家が参加するドラマ『MIU404』(TBS系)も放送延期になったために、過去の作品を再放送して盛り上げたいところ。 が、『アンナチュラル』の第1話はMERSコロナウイルスが取り上げられ、海外渡航歴のある男性と接触した女性も死亡し、やがて国内で感染が広がると街中にマスク姿の人が溢れてパニックになっていく様子はまさに今の新型コロナ禍の状況とそっくりです。主演の石原さとみが色っぽく“濃厚接触”と語るシーンが何度も出てきて印象的ですが、さすがに今流していいのかという議論になっています」(別のキー局関係者)※週刊ポスト2020年4月24日号
2020.04.15 07:00
週刊ポスト
中村勘九郎と七之助で人気演目熱演、勘三郎さんに見せたい
中村勘九郎と七之助で人気演目熱演、勘三郎さんに見せたい
 放送作家、タレント、演芸評論家で立川流の「立川藤志楼」として高座にもあがる高田文夫氏が『週刊ポスト』で連載するエッセイ「笑刊ポスト」。今回は、大河ドラマから歌舞伎役者へと活躍が続く中村勘九郎についてお送りする。 * * *「いよっ中村屋!」思わず声を掛けたくなる中村勘九郎である。 御存じの通り『いだてん』で1年間まさに走り抜けた。大河ドラマ、今年は『麒麟がくる』が話題であるが、あれこれ衝撃を与えた『いだてん』が暴れたからこその沢尻問題である。 皆さんあまりちゃんと見てなかった様だが、宮藤官九郎と中村勘九郎、Wカンクローのガンバリで(少しは阿部サダヲも力を出していた)とても上質ないいドラマになっていた。 私は父の勘三郎と親しくさせてもらい、よく談志がらみで一緒に呑んだりした。傑作で豪快でサッパリした江戸のいい男だった。だから余計若旦那の事が気になる(まるで法事に来たおせっかいな遠い遠い親せきのおじさんのようである)。 ドラマも終わってひと段落、また歌舞伎役者に戻っているというので久しぶりに会った。顔もスッキリしてアスリートのよう。「これでも舞台用の身体にもどったんですよ。舞台は大きくなくてはいけませんから」とまだ金栗四三の面影を残してさわやかに言う。「途中親しくしてた足袋屋がいなくなっちゃって心配だったろ?」(ピエール瀧の途中降板を遠まわりに言う私は大人である)。 勘九郎は実直に「ああいう問題は勿論いけない事ですが、僕はなんか近くて親しい人がいなくなっちゃって、TV見てても、ちゃんとあの人ゴハン食べてるかなとか気になっちゃって」。根っから優しい男なのだ。私が「あの足袋屋がのちに厚底の凄いシューズ作って、それ履いて勘九郎が札幌を走りゃいいんだよ」と言ったら嬉しそうにアハハと少年時代の顔で笑った。 プレッシャーも様々あって大変だったと思う。「時間があいたら何してるの?」「ライブですネ。息子二人も連れていって乃木坂、欅坂、日向坂の三坂をめぐってます」。歌舞伎役者として、あのパフォーマンスも刺激されるらしい。ファンが掛け声を舞台にかけるのが歌舞伎と同じだと、目をキラキラ。 私思うにその大昔“女流義太夫”に追っかけが付いていい所で掛け声「どうする! どうする!」。あれと同じだろうと思う。 三月の明治座が楽しみ。昼は「一本刀土俵入」、夜が弟・七之助と(ますます美しさに磨きがかかっている)鶴屋南北ならではの人気演目「桜姫東文章(あずまぶんしょう)」。手とり足とり監修指導はあの坂東玉三郎。勘九郎と七之助兄弟での濡れ場ときちゃ、もうたまらない。父上にみせたいネ。■イラスト/佐野文二郎※週刊ポスト2020年3月13日号
2020.03.06 07:00
週刊ポスト
沢尻、槇原の次はいったい?
紅白出場女性歌手が薬物で捜査線上に 沢尻や槇原超える衝撃
 沢尻エリカ(33才)、槇原敬之(50才)と、大物芸能人の違法薬物に関する逮捕が相次ぐ中、今度は「NHK紅白歌合戦」に出場経験のある歌手「A」の名前が捜査線上に挙がっているという。 Aは過去に薬物使用の噂がたったことはなく、女性を中心に幅広い支持を集める人気歌手。切々とした歌い方でヒット曲も多く、代表曲はカラオケランキングで上位に入っている。逮捕となれば、沢尻や槇原を超える衝撃が予想されている。 Aに“大きな変化”が見え始めたのは、2010年頃からだという。「支離滅裂なことを言い出したり、時間を守れないことが増えました。やせて顔も青白くなり、歌声がかすれてしまう日も多かった。体力が落ちたのか、ライブ後には足元がおぼつかないことも。周囲が心配して声をかけても、本人は“大丈夫”“なんでもない”と言って、耳を貸そうとしない」(Aを知る関係者) Aには男女トラブルの過去があるようだが、それも薬物使用が原因だったという。捜査関係者が言う。「パートナーの男性はAが違法薬物を使っていることに気づき、やめるよう再三注意したそうです。それでもAは薬物をやめられず、結局、“別れ”に至った。薬物絡みの金銭トラブル、覚醒剤を使用した性行為などに関して、具体的な話もあがっていました」 現在、Aはメディアへの露出が激減。テレビ関係者の間では「Aを使うな」というのが“鉄則”になっている。「薬物の影響かはわかりませんが、Aは情緒が不安定で、ここ数年は仕事のドタキャンも増えていました。危なっかしくてとてもオファーできる状態ではありません。所属事務所でもコントロールがきかずに困っている様子です」(テレビ局関係者) Aが逮捕目前といわれる背景には、大物芸能人の違法薬物逮捕をめぐる「マトリvs組対5課」の競い合いもある。 マトリとは「厚生労働省地方厚生局麻薬取締部」の通称で、厚労省内部にある麻薬取締組織だ。マトリの捜査官は「司法警察職員」という国家公務員で、捜査権・逮捕権だけでなく拳銃の所持も認められている。 一方、組対5課は違法薬物や銃器対策の捜査を担当する、「警視庁組織犯罪対策5課」のことだ。「どちらも違法薬物の取り締まりを行う組織なので、かつては“犬猿の仲”といわれるほどに競い合っていました。いまでは交流もありますが、予算などを巡って負けられないライバル関係にあることに変わりはありません。ピエール瀧(52才)を逮捕したのはマトリで、沢尻と槇原は組対5課。どちらも“次の大物はウチが逮捕する”と息巻いています」(麻薬捜査に詳しいジャーナリスト) 先日の槇原の逮捕は、これまで以上に違法薬物使用での逮捕が厳格化したことを意味するという。「槇原容疑者のケースは0.083gという微量で、しかも使用したのは2年前のこと。以前なら“逮捕しても起訴できない”という事態を避けるため、逮捕には踏み切らなかったでしょう。しかし、東京地検の麻薬事件担当の検事が最近交代し、かなり起訴に積極的な検事になったので、組対5課は逮捕に踏み切った。この流れは、しばらく続くかもしれない」(前出・捜査関係者)※女性セブン2020年3月12日号
2020.02.27 16:00
女性セブン
芸能人の薬物逮捕時に「芋づる式」報道が毎度登場する理由
芸能人の薬物逮捕時に「芋づる式」報道が毎度登場する理由
 歌手の槇原敬之容疑者(50)が、2月13日に覚せい剤取締法違反と医薬品医療機器法違法の疑いで警視庁に逮捕された。こうした芸能人の薬物関連の報道があると続報として決まって登場するのが、「芋づる式」という言葉だ。 今回も東スポWebが「槇原容疑者シャブ人脈芸能人“芋づる式”3人連鎖逮捕あるか 決定的証言を入手」という記事を公開。ここでは、槇原容疑者と関連するルートで「ベテランの人気タレントXやバラエティー界の大御所Y、おネエタレントZ」の3人が登場する。東スポは槇原容疑者逮捕3週間前に「ミリオン歌手を内偵」という記事を出していただけに、信頼する人もいるが、「芋づる式報道」については毎度ネットで懐疑的な声が出る。 今回も「清原の時も瀧の時も沢尻の時も、いつも芋づる式って言ってたけど全然だよな。芋づるが可哀想だ」「芋づる式といいながら、芋づる式で捕まる事がない」「毎回思うけど、芋づる式に捕まったことって過去あったっけ?」などとネットには書き込まれた。 確かにこの指摘の通り、「芋づる式」記事は毎度のように登場する。2008年8月3日の押尾学と酒井法子の夫(当時)の同日逮捕のときにも、そうした声が上がったが、特に2人に関係性はないため「芋づる式」とはいえない。 だからこそネットでこの手の記事を見た人は「また芋づる式報道か…」と呆れ気味に、半信半疑でこの報道を傍観するのである。それにしてもなぜいつもこうした記事が出るのか? あるウェブメディアの記者はこう語る。「まず、この手の記事はよく読まれます。こちらも“怪しい”と睨むような人物にまつわる情報は複数筋から聞いていますので、それが、そのとき逮捕された人物と関連していたりすると、その人物の逮捕に合わせて記事を出すということになる。『芋づる式』という言葉については昔からメディア業界にある定型句のようなものでして、それがネットでは信頼感のない言葉のように扱われているのでしょうね(苦笑)」◆誤解された「誰もが知る国民的タレントのF」 とはいっても、こうした記事は、書かれた“疑惑の人物”は誰なのか?という「正体暴き」的な盛り上がりをネット上で毎度見せる。当サイトでも、ピエール瀧がコカイン使用で逮捕された直後の2019年4月4日に「芸能界の薬物疑惑 マトリがマーク、逮捕秒読み国民的タレント」という記事を掲載。こちらはピエール瀧の逮捕による「芋づる式」というよりは、その当時、捜査の手が及んでいた複数の芸能人の情報を取材した続報だ。ここには以下の人物が登場した。■ヤクザ映画に引っ張りだこの強面俳優A■大物音楽プロデューサーのB■バラエティー番組に引っ張りだこで、結婚後もグラビアアイドルとして活躍を続ける30代のC■海外進出も果たしてマルチに活躍する元男性アイドル歌手のD■“若者のカリスマ”として国内外で高い人気を誇るミュージシャンのE■誰もが知る国民的タレントのF こうした報道があると「A」「B」「C」や「X」「Y」「Z」といった名前であれば、単に記号として使われているとわかるのだが、「D」以降のアルファベットの場合はイニシャルだと誤解されることもある。 この記事が掲載された後も「F」の正体暴きがネットで開始。「ふ」で始まる芸能人の名前が軒並み登場したのだが、あくまでも記事中では「6人目の疑惑の人物」といった意味合いで「F」を紹介した。 だが、記事全体の一部分が切り取られた形でSNSや匿名掲示板に書き込まれるとそれをイニシャルだと勘違いしてしまう人も出てくる。薬物事件後の「芋づる式報道」や続報はメディアの側の慎重さも求められるだろう。
2020.02.18 16:00
NEWSポストセブン
槇原敬之逮捕 またぞろ湧き起こる「音楽に罪はない」の是非
槇原敬之逮捕 またぞろ湧き起こる「音楽に罪はない」の是非
 覚せい剤などを所持していたとして逮捕されたシンガー・ソングライターの槇原敬之容疑者(50)。 これまで数多くのヒット曲を世に送り出してきたうえに、昨年10月から「デビュー30周年イヤー」に突入しており、今年はカバーアルバムやベストアルバムの発売、ライブツアーなど予定が目白押しだっただけに、その代償は計り知れない。損害は10億円を超える見込み──との報道もある。 すでにテレビ局では、槇原の楽曲をオープニングに使っていた『じゅん散歩』(テレビ朝日系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で曲を差し替えて放送するなど素早い対応策を取っている。 さらに、昨年10月に発売された30周年記念第1弾のカバーアルバム「The Best of Listen To The Music」や、12月に発売されたライブDVD&Blu-ray(Makihara Noriyuki Concert Tour 2019)の自主回収の検討も今後行われそうだ。 昨年3月にコカインを使用したとして逮捕されたミュージシャンで俳優のピエール瀧の時もそうだったが、アーティストが逮捕されると、またぞろ湧き起こるのが、“音楽や映像作品に罪はないのでは?”という議論だ。 槇原も過去にはSMAPに提供した「世界に一つだけの花」が平成で最も売れた楽曲として300万枚超えを記録し、高校や中学の教科書にまで載る名曲だけに、過去の作品に遡ってまで回収や撤去、削除を行うのはいかがなものか──とする意見は多い。 音楽評論家で尚美学園大学副学長の富澤一誠氏もこういう。「今やっていることや、これから出すCD発売やライブ中止など直近の活動を自粛するのは仕方ないことだと思いますが、彼が過去に発表した楽曲自体は、人々の思い出や記憶に刻まれていて色褪せません。そうした昔の作品まで引き上げてしまうのは、やり過ぎだと思います。『過去に累は及ばない』ということで良いのではないでしょうか」 ただ、長年の槇原ファンの中には、「1回目の逮捕以降に出した名曲も、覚せい剤の力を借りて作っていたのだとしたら、もう感情移入して彼の曲を聴くことができません」(40代主婦)と話す人も多いが、前出の富澤氏はこんな見解を示す。「もちろん2度も逮捕されれば、彼自身のイメージ回復は難しくなるでしょうし、20年以上たっても薬物を断ち切れず、これまでの実績さえ台無しにしてしまったことは、自己責任のなさ以外なにものでもないでしょう。 しかし、今後、槇原敬之の曲は絶対に聴かないし、カラオケでも歌わない──と決めるのは、あくまでも受け手の判断に委ねるべきであって、その選択肢を作り手側がなくしてしまう横並びの自主規制には疑問を感じます」 かつて、自身がパーソナリティを務めるFMの音楽番組で幾度も槇原と対面してきたという富澤氏。「外見こそ地味ですが、非常に繊細ですし文学的センスもある。きっと『売れ続けなきゃいけない』という過度なプレッシャーにも負けてクスリに手を出してしまったのかもしれませんが、そうした弱さを克服するのは彼自身しかいませんからね。 今回の件は非常に残念ですが、薬物依存から必ず更生して、またたくさんの曲を生み出してほしいです」 槇原がスキャンダルではなく、人々の記憶に残る名曲の数々を再びリリースする日はやってくるのだろうか。
2020.02.15 07:00
NEWSポストセブン
【動画】ピエール瀧、芸能界復帰へ ネトフリ『全裸監督2』出演か
【動画】ピエール瀧、芸能界復帰へ ネトフリ『全裸監督2』出演か
 2019年3月に逮捕されたピエール瀧さん。来年公開の映画『ゾッキ』に出演することが報じられましたが、別の作品も検討されているようです。映画配給関係者によると「『Netflix』が制作する『全裸監督2』に瀧さんが出演すると聞いています。年内の配信が予定されており3月初旬にも撮影がスタートするそうです」とのこと。アメリカ資本の会社である『Netflix』。日本と違い、アメリカでは違法薬物で逮捕された俳優の作品が公開中止になったり過去の作品まで遡って配信停止になることはほとんどないようです。
2020.02.06 16:00
NEWSポストセブン
週刊ポスト 2020年2月14日号目次
週刊ポスト 2020年2月14日号目次
週刊ポスト 2020年2月14日号目次年金受給者も会社員も必読 30万円戻ってくる かんたん確定申告・月額6万円も得する「契約書」の見直し住宅ローン・生命保険・銀行口座・携帯電話ほか特集◆「中国人お断わり」掲げた店主、航空会社の苦悩と反省と覚悟◆「嫁に“帰ってくるな”と言われ…」ツアーバス運転手が感じた恐怖◆中国人「医療検査ツアー」受け入れ病院の周章狼狽◆中国人旅行客「宮古島は多いのに石垣島は少ない」のはなぜ?◆マスク買い占め→高額出品 あさましき「転売ヤー」日本人◆「コンコン」…その咳が危ない! 最新論文に報告された“超初期症状”◆感染予防には「食事」が重要「免疫力を高める食材」(9)◆ポスト読者1000人が投票した歴代最高の「大河ドラマ&主演俳優」総選挙『太閤記』『独眼竜政宗』『篤姫』『真田丸』ほか◆不倫で「許される男」「追い出される男」「死ぬまで土下座し続ける男」の違い◆夜のニュースで起きている「人妻女子アナ」大ブーム!◆「ドラレコ」付けたのに全く「役に立たなかった」話◆プロ野球12球団  「激戦ポジション」の勝者はどっちだ?◆「菅官房長官が電撃辞任!」官邸の中枢で叫ぶ人々の魂胆◆年齢別完全図解「受けるべき検査」「いらない検査」◆新国民病「フレイル」こんなに怖いワイド◆豪栄道 ドタバタ引退◆松田瑞生 女子マラソン「非厚底」の逆襲◆井上真央・加藤茶夫妻◆ピエール瀧 ネットドラマの「不祥事俳優」再生力◆杉田水脈 議員辞めてアイドル保守論客!?◆サクラエビ不漁は南海トラフ地震の前兆グラビア◆日本一やさしい温泉 嬉野温泉がアツい!◆「薄布一枚」で勝負するグラドルたち◆教員免許を持つ女。◆看護師免許を持つ女。◆「ウイルスのゆりかご」中国というリスク◆おしどり夫婦「不倫の代償」◆美熟女が通う肉料理店2020◆山崎真実 もう何も隠さない◆都丸紗也華 弾ける!連載・コラム◆呉智英「ネットのバカ 現実のバカ」【小説】◆平岡陽明「道をたずねる」【コラム】◆二題噺リレーエッセイ 作家たちのAtoZ◆須藤靖貴「万事塞翁が競馬」 ◆広瀬和生「落語の目利き」◆堀井六郎「昭和歌謡といつまでも」◆秋本鉄次「パツキン命」◆戌井昭人「なにか落ちてる」◆春日太一「役者は言葉でできている」◆大竹聡「酒でも呑むか」◆綾小路きみまろ「夫婦のゲキジョー」◆大前研一「『ビジネス新大陸』の歩き方」◆高田文夫「笑刊ポスト」【ノンフィクション】◆井沢元彦「逆説の日本史」◆河崎秋子「羊飼い終了記念日」【コミック】◆やく・みつる「マナ板紳士録」◆とみさわ千夏「ラッキーな瞬間」【情報・娯楽】◆のむみち「週刊名画座かんぺ」◆恋愛カウンセラー・マキの貞操ファイル◆ポスト・ブック・レビュー◆医心伝身◆ポストパズル◆プレゼント◆法律相談◆ビートたけし「21世紀毒談」
2020.02.03 07:00
週刊ポスト
ピエール瀧がNetflixで復帰へ 不祥事俳優の受け皿に?
ピエール瀧がNetflixで復帰へ 不祥事俳優の受け皿に?
 文字通り“裸一貫”の出直しということか。2019年3月に麻薬取締法違反で逮捕されたピエール瀧(52)の復帰の舞台が整いつつあるという。映画配給関係者が語る。「ネット動画配信サービス『Netflix』が制作する最新ドラマ『全裸監督2』に、瀧さんが出演すると聞いています。伝説のAV監督、村西とおるさんの半生をドラマ化した作品で、昨年8月に配信したパート1は、世界190か国で配信され、大人気となりました。『2』は年内の配信が予定されており、3月初旬にも撮影がスタートするそうです」 瀧はパート1でもレンタルビデオチェーンの社長役で出演しており、逮捕後の配信だったにもかかわらず、出演シーンのカットや編集もなく放送された。「『Netflix』がアメリカ資本の会社であるという部分が大きいでしょう。日本と違い、アメリカでは違法薬物で逮捕された俳優の作品が公開中止になったり、過去の作品まで遡って配信停止になることはまずない。 とくにネット配信の世界は、『会員が自分の意思で取捨選択して見るもの』という認識が強いので、日本的な自主規制はほとんどない」(映像配信会社スタッフ) 瀧の出演が実現すれば、今後『Netflix』を始めとするネット配信ドラマが、“いわくつき”俳優たちの受け皿になる可能性もある。「2017年に未成年女性との淫行疑惑が報じられて活動を自粛している小出恵介、マッサージ店従業員への強制性交罪に問われて現在裁判中の新井浩文など、テレビでの復帰が難しいとされる俳優たちでも、今後ネット配信ドラマなら出演できるかもしれない。海外配信される作品も多く、不祥事から一転、世界的な知名度を得る可能性もある」(同前) 復帰情報について瀧の事務所に聞いたが、締切までに回答はなかった。 目下、不倫疑惑に揺れるあの俳優や、お相手の若手女優も、活動の場をこっちに移したりして。※週刊ポスト2020年2月14日号
2020.02.02 16:00
週刊ポスト
賠償額は数億円と推測されている
元国民的アイドルAに大麻使用疑惑 捜査当局が行動確認中か
 芸能界の薬物汚染が止まらない。2019年はピエール瀧(52才)、元KAT-TUNの田口淳之介(34才)、そして沢尻エリカ(33才)と多くの芸能人が違法薬物で逮捕され、まさに激震の一年だった。「11月の沢尻逮捕後、一部マスコミの間では“次の逮捕者”について、さまざまな情報が飛び交ってきました。なかでも2020年の“第1号”として具体的に名前が挙がっているのが元女性アイドルの“A”です。実際に大麻使用疑惑で本格的な捜査が始まっており、捜査当局が行動確認を開始。“3月逮捕を目指す”と言われています。また、一部のマスコミはいつでも逮捕の一報が打てるよう、彼女の“近影”を撮影し始めているとか」(違法薬物犯罪に詳しいジャーナリスト) Aについては、芸能関係者の間で以前から危ぶむ声が囁かれていた。「昨年末、たまたま深夜に飲食店でAの姿を見かけたんです。目がトロンとして焦点が合っていなかった。本人は上機嫌で、おしゃべりしていましたが、ろれつが回らない状態で、何を言っているのかチンプンカンプン。“クスリをやってるんじゃないか?”とピンときて、声をかけるのをやめました。かかわりを持ったら大変なことになりそうですから」(Aの知人) Aの“異変”は複数の関係者が目撃している。「Aさんが“大麻を使用しているのではないか”と噂されているのは事実です。Aさんは最近、目立った仕事もなく、暇なのか、しょっちゅう夜遊びに出かけている。そこで違法薬物に接するようになったのかもしれません」(芸能関係者) Aは現在30代。10代の頃から国民的アイドルグループのメンバーとして活動。NHK紅白歌合戦にも出場したことがある。「グループ在籍中からお騒がせキャラとして有名で、脱退した後も男女間のトラブルなどで世間を騒がせました。今は結婚し、子供がいます」(前出・芸能関係者) かわいい子供がいるAになぜ違法ドラッグの疑惑が浮上したのか。「育児でストレスがたまっていることと、仕事がしたいのに思うように来ないというジレンマが重なっていることが一因だと聞いています。本人は芸能活動を続けたいようですが、過去のトラブルメーカーのイメージも邪魔をして、なかなか思うようにいかない。イライラを発散しようとして夜な夜な出歩いて、つい大麻に手を出してしまう…そんな悪循環にハマってしまったのかもしれません」(前出・Aの知人) いち早く“異変”に気づいた人たちは、Aに幾度となく注意してきたという。「事務所関係者をはじめ、周囲の人たちは大麻をやめるよう繰り返し忠告しましたが、本人は聞く耳を持たない。呆れてサジを投げてしまった人も少なくないようです」(別の芸能関係者) CMや映画、連続ドラマといった大きな仕事はしていないため、Aが逮捕されても、沢尻やピエール瀧の時のような大きな“降板騒ぎ”にはなりそうもない。だが、心配なのは、ほかならぬ子供への影響だ。「子供はAにベッタリで親子の仲はかなり親密です。それだけに逮捕されたら、子供の精神的なダメージは計り知れない。Aは自分がマークされていると知っているはず。周囲の助言に耳を傾けてほしい」(前出・Aの知人) 最近、メディア露出が以前ほどないAだが、久しぶりのニュースが逮捕情報でないことを祈りたい。※女性セブン2020年1月30日号
2020.01.15 16:00
女性セブン
賠償額は数億円と推測されている
芸能人の薬物使用は「一発アウト」か「復帰容認」か
 2019年は多くの有名人が薬物使用や所持で逮捕され、公開を控えていた出演作品や過去作品などの扱いをめぐり、様々な議論が巻き起こった。そして、いまだ結論が見えないのが、芸能人の復帰についてだ。『週刊ポスト』読者アンケート(※)では、【一発アウト】:67.5%、【復帰容認】:31.8%という結果だった。双方の意見を代表して、漫画家の倉田真由美氏と映画監督の白石和彌氏に持論を聞いた。●倉田真由美氏(漫画家・一発アウト派) 2019年は、3月に俳優のピエール瀧さんがコカイン使用の容疑で逮捕され、11月には女優の沢尻エリカさんが合成麻薬「MDMA」の所持容疑で逮捕されました。こうした報道でいちばん怖いと思うのは、薬物使用そのものに憧れてしまう人が出てこないか、ということです。 薬物は誰にも迷惑をかけない犯罪だと言われますが、それゆえに一線を越えやすい。憧れの役者やミュージシャンに薬物使用が発覚した際、「クスリをやってあんなに格好いい演技や音楽ができるのか」と思う人が出てしまう可能性がある。 もちろん、一般の人が復帰を目指して頑張ることを否定するわけではありません。しかし、芸能人は憧れの対象になりやすいからこそ「一発アウト」を原則として、易々と復帰を認めるのは慎重になったほうがいい。●白石和彌氏(映画監督・復帰容認派) 1980年代に「覚せい剤やめますか。それとも人間やめますか」というCMがあり、未だに“クスリをやった人は終わり”と誤解している人が多いと感じますが、薬物はアルコールやギャンブルの依存症と同じ「病気」であり、治療を受けたら社会に復帰できると知ってほしい。 もちろん、薬物使用はいけないことですが、その上で「なぜ薬物をやってしまったのか」と苦しみながら治療している人が大勢います。「芸能人だから一発アウト」とする風潮は、治療中の人に「自分も断ち切れないんじゃないか」という不安を与えてしまう。社会復帰できず、周囲の友達も離れ、再び薬物に戻ってしまう悪循環を招きかねません。そうではなく、芸能人も一般人も「元いた場所に戻れる」「人生をやり直せる」社会であるべきです。【※本誌読者アンケート「2020年日本の重要問題について意見をお伺いします」から集計。998人が回答。100%に満たない部分は無回答】※週刊ポスト2020年1月17・24日号
2020.01.14 07:00
週刊ポスト
クラブイベントには芸人、モデル、会社経営者などが集まっていた(イメージ)
「薬物依存なんて言い訳」暴力団幹部が語るその意味は?
 警察や軍関係の内部事情に詳しい人物、通称・ブラックテリア氏が、関係者の証言から得た警官の日常や刑事の捜査活動などにおける驚くべき真実を明かすシリーズ。今回はクスリの薬物依存について、暴力団幹部が自らの体験を語る。 * * *「薬物依存なんて、捕まったやつの体のいい言い訳にすぎない」 暴力団幹部はそう言い切った。 薬物依存は、芸能人や有名人が大麻や覚せい剤で逮捕される度に問題にされ、彼らが薬物と手を切ることができない理由と考えられている。元タレントの田代まさしは、薬物依存リハビリ施設のスタッフになっていたこともあるが、覚せい剤取締法違反で5回目の逮捕。逮捕時51歳だったピエール瀧は20代の頃からコカインや大麻を使用していたといい、沢尻エリカも10年以上前から違法薬物を使用していたと供述。釈放されるや都内の病院に直行し入院、違法薬物を断ち切る治療を受けるためと報じられた。「薬物依存? ふざけんじゃない!って話だよ」 暴力団幹部は憤慨する。「クスリは外を歩けばどこにでも売っているモンじゃない。食事に行けばメニューにズラリと載っている酒とは違う。薬物が手に入りやすい環境にあった、誘惑がたくさんあったんだろうとコメントするやつがいるが、あれはクスリをやったことがない人間の言うたわ言。欲しいやつらは、自分から誘惑されに行くんだよ」「タバコや酒じゃあるまいし、自販機やコンビニで売ってるわけじゃないんでね。自分から手に入れようと動かないかぎり、クスリは手に入らない。入手できるようなところに自分から行ってるんだ」 簡単に入手するのは難しいが、その気になればわりと簡単にたどりつくと暴力団幹部は言う。「沢尻のように、クラブに出入りしていれば誰かしらやっているだろうし、六本木辺りの外国人に声をかければ、必ずつながりができる。ネット販売している者もいるぐらいだから、普通の人が入手するのが難しい品物という認識はもう違う」「ヤクザにはヤクザが、素人には組織とつながりのある堅気の売人がいる」 芸能人、有名人であれば、交友関係も広く誘惑も多いと思うが…。「どこがそういう場所なのか、どんなやつが危ないか、クスリをやっているやつはわかっている。そういう場所に行かなければいいし、そういう相手に会わなければいい。わざわざ探してまで、やらなければいい。自分で手にさえしなければいいわけだ」「環境や友人の影響もあるのは確かだが、行かない、会わない、買わない、探さない。その場所、その人たちと縁を切るだけで、やめるのはそう難しいことではない。そんなこと言っていたら、俺たちヤクザはどうなる? みんな揃って薬物依存だ」 組の者はほとんど誰もが違法薬物の味を知っている。「ここにクスリがあって、組の者に『やれよ』と言っても誰もやらないよ。俺も2度とやらない。1度やったぐらいでおかしくならないことは知っているけどね」 彼自身、何年も薬物の使用を続けた過去があり、逮捕歴もある。「1度やったら2週間はひっかかる。2週間、びくびくして暮らすのなんてまっぴらだ」 違法薬物で捕まれば尿検査が待っている。使用した違法薬物にもよるが、尿鑑定で薬物反応が陽性と出るのは使用から約2週間。1度の使用で、その後の2週間を棒に振るのはごめんだという。「沢尻エリカが『私のところには警察は来ないだろうと思っていた』って言ってたけど、それわかる!って思ったね。俺も自分のところにだけはこないと思っていたし、やっているやつはみんなそう思っている」 だから逮捕されるまでやり続けることになる。「クスリをやるやつにとっては逮捕されるか逮捕されないか、それだけだ」 逮捕され、実刑を受ければ刑務所に収監される。「ムショの雑居房では、8人いるとそのうち6人はヤク中だ。そこで薬物の怖さをみんなで話す…なんてことはない。あれはよかった、これは効いた、濃い、薄い、安い、高いとそんな話しか、誰に売ってた、何年売ってたという自慢話だ。本当か嘘かわからないがね」 クスリの話をしていると、やりたい欲求が強くなるのではと思うが、実際は違うらしい。「ムショだと自由もなく、入手は不可能。仮にやりたいと思っても、絶対にできないことがわかっているから、あまり考えないようになる」 暴力団幹部は田代まさしを例に話す。「ムショにいる間、やめられるんだから依存なんかじゃない。彼は何度も務めているが、1度でも禁断症状で病院に運ばれたり、幻覚で精神がおかしくなったことがあるか聞いてみたいもんだ。拘禁生活中は朝起きて、作業して、飯食って寝るだけ。何らかの治療があるわけでもない。ただ、自由がないだけでね」「覚せい剤は身体が要求するものではなく気持ちの問題。社会に出て自由を手にした途端、気持ちが弱くなるんだろう。ムショでは普通に生活してたくせに、出てきた途端、毎日が薬物をやめるため自分との闘いだ、などとよく言えたもんだ」 気持ちの問題、まさにそこが依存の原因ではないかと思うが、薬物が入手しやすい環境にいる暴力団幹部はこう断言する。「やめようとすればやめられる。俺の周りはみんなやめたよ」 薬物依存症といえば治療が必要な病気というのが一般的な認識で、依存者がいるのも確かだ。だが暴力団幹部の話を聞いていると、違法薬物使用を繰り返す者、長期間使用し続ける者にとって、薬物依存というラベリングはクスリに手を出す時の都合のいい言い訳、免罪符でしかないのかもしれない。
2019.12.28 16:00
NEWSポストセブン

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