ライフ

予約困難な焼肉店の絶品オムライスのレシピ公開

誇味山の店主が教える「牛焼き肉のオムライス」レシピ(撮影/市瀬真以)

 予約をすることすら難しいという超人気店の味を家庭で再現できないだろうか…。そんな夢のようなことを実現すべく、実際に有名店シェフにレシピを教えてもらった。

◆牛焼き肉のオムライス(誇味山)

 学生時代の精肉店でのバイト経験と独学で学んだ肉の知識で、数々の人気焼き肉店を任された込山秀規さん。3年前に業界を離れたが、今年自分の店『誇味山』(こみやま)をオープンし、肉好きの間で話題に。

「店ではA5ランクの和牛のメスを1頭買いし、部位によってカットの仕方やたれの味を変えています。

 家庭では肉を塩麹で揉み、厚めにカットして蛇腹状に切れ込みを入れて焼くと、硬い肉も軟らかく仕上がります。加熱のしすぎは、肉が硬くなる原因に。切り落とし肉は火の通りが早いので、色が完全に変わる前にご飯を加えましょう」

牛焼き肉のオムライスのレシピ
●材料(1人分)
牛切り落とし肉…60g
ご飯…茶碗1杯弱
玉ねぎ(みじん切り)…1/4個分
にんにく…1片
塩・こしょう・焼き肉のたれ・パセリ(乾燥)…各少量 
バター…小さじ2.5

[A]焼き肉のたれ…大さじ1.6、中濃ソース…小さじ1.6、トマトケチャップ…小さじ2、しょうが・にんにく(ともにすりおろし)…各小さじ1/2、塩…少量

[B]卵…2~3個、マヨネーズ…大さじ1、塩…少量

●作り方
【1】牛肉はひと口大に切り、にんにくは薄切りにし、ボウルに入れる。玉ねぎと[A]を加えて混ぜ、10分ほどおく。
【2】[B]を他の器に入れ、均一に混ぜる。
【3】フライパンに【1】を入れ中火で炒める。
【4】肉の色が変わったらご飯、塩、こしょうを加え、ほぐしながら炒めて器に盛る。
【5】フライパンにバターを熱し、【2】を入れて軽く混ぜながら半熟に焼き、【4】にのせる。
【6】 【5】に焼き肉のたれ、パセリをかける。

 ポイントとしては、肉に下味をつける際、にんにくはみじん切りではなく薄切りに。味にパンチを効かせる。肉は過熱し過ぎると硬くなるため、中火で焼く。香ばしくしたい場合は仕上げを強火に。卵にマヨネーズを混ぜると、焼いた時に油分で卵が固まりにくくなる。テクなしで半熟に。

※女性セブン2019年5月9・16日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
「What's up? Coachella!」約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了(写真/GettyImages)
Number_iが世界最大級の野外フェス「コーチェラ」で海外初公演を実現 約7分間、圧巻のパフォーマンスで観客を魅了
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
天皇皇后両陛下、震災後2度目の石川県ご訪問 被災者に寄り添う温かいまなざしに涙を浮かべる住民も
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。  きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
年商25億円の宮崎麗果さん。1台のパソコンからスタート。 きっかけはシングルマザーになって「この子達を食べさせなくちゃ」
NEWSポストセブン
大谷翔平を待ち受ける試練(Getty Images)
【全文公開】大谷翔平、ハワイで計画する25億円リゾート別荘は“規格外” 不動産売買を目的とした会社「デコピン社」の役員欄には真美子さんの名前なし
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン