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皇居東御苑オススメのんびり散策、四季折々の顔を堪能

石垣だけが残る天守台(撮影/太田真三)

 新たな時代の幕開けに心躍らせる10連休が到来。この機会に、激動の時代を見守り続けてきた皇居を改めて訪れてみませんか。皇居と並んであり、一般公開されている皇居東御苑。広大な敷地では四季折々の植物を見ることができ、自分のペースで自由に歩けるのが魅力。

◆天守台
江戸城天守閣が明暦3年(1657)の大火で焼失した後は、石垣だけが残っている。天守台前に広がる大芝生はかつて大奥があった場所。

百人番所

◆百人番所
東御苑にある番所の一つ。番所とは警備詰所のことでえ、ここでは4組の鉄砲百人組が昼夜交代で勤務していた。長さは南北45m。

汐見坂(撮影/太田真三)

◆汐見坂
江戸時代初期、この坂から先に東京湾や佃島が見えたという。現在は新緑の向こうにビル群が建ち並ぶ、新旧混在の不思議な眺め。

二の丸庭園(撮影/太田真三)

◆二の丸庭園
東御苑公開時に、江戸幕府九代将軍徳川家重時代の回遊式庭園として復元された日本庭園。

【皇居東御苑 DATA】
・住所:東京都千代田区千代田1番1号
・予約:不要 受付で入園票をもらい退出時に返却
・開園時間:9~17時(入園は16時30分まで※季節により異なる) 月曜・金曜ほか(祝日の場合は翌日が休み。天皇誕生日以外の国民の祝日等の休日は公開)
・出入門:大手門、平川門、北桔橋門 ※水・土の午前午後に無料ガイド案内あり。

※女性セブン2019年5月9・16日号

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