フリー転身後すぐに新番組が始まった宇賀なつみ

 退社後の現在は芸能事務所に所属せず、個人で活動している。

「10年間、大切に育ててもらった局を離れたのは、好奇心の赴くままに様々な分野に挑戦をしてみたかったから。

 といっても、女優業やモデル業に挑戦したいという願望はなく、フリーランスとして主体性を持って自分の足で立つ人生に憧れを持ち、この機会に会社を立ち上げました。学生時代から仲良しの友人2人はすでに独立しているので、やっと彼女たちに追いつけたと嬉しくて、集まって乾杯しました!」

 新たな挑戦としてラジオの仕事もスタート。門出を祝して番組の女将と宇賀なつみとしての抱負をそれぞれ川柳にしてもらった。

〈日々冒険 仲間を増やして まだみぬ街へ〉
〈いらっしゃい いつも笑顔で 待ってます〉

 将来像を「ロールプレイングゲームのように冒険しながら仲間を増やし、人生の新たな宝物を見つけたい」と語り、「弾けて跳んでいくぜ」と意気盛んに鞠のシールを短冊に貼った。溢れる想いと可能性を秘め、なつみの冒険は始まったばかりだ。

新番組では小料理屋の女将に

●うが・なつみ/1986年生まれ、東京都出身。立教大学社会学部卒業。2009年にアナウンサーとしてテレビ朝日に入社し、『報道ステーション』に5年間出演。2014~2015年『グッド!モーニング』のMC、2015~2019年3月『羽鳥慎一モーニングショー』のアシスタントを務めた。2019年3月にテレビ朝日を退社し、フリーランスに。局アナ時代から出演する『池上彰のニュースそうだったのか!!』のほか、フリーランスとなって初の冠番組『川柳居酒屋なつみ』(テレビ朝日系)、ラジオ番組『宇賀なつみ BATON』(TBSラジオ)、『日本郵便 SUNDAY’S POST』(TOKYO FM)を4月からスタートさせた。

撮影■矢西誠二

※週刊ポスト2019年5月17・24日号

真っ赤なネイルも印象的

真っ赤なネイルも印象的

関連記事

トピックス

大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
華々しい復帰を飾った石原さとみ
【俳優活動再開】石原さとみ 大学生から“肌荒れした母親”まで、映画&連ドラ復帰作で見せた“激しい振り幅”
週刊ポスト
死体損壊容疑で逮捕された平山容疑者(インスタグラムより)
【那須焼損2遺体】「アニキに頼まれただけ」容疑者はサッカー部キャプテンまで務めた「仲間思いで頼まれたらやる男」同級生の意外な共通認識
NEWSポストセブン
学歴詐称疑惑が再燃し、苦境に立つ小池百合子・東京都知事(写真左/時事通信フォト)
小池百合子・東京都知事、学歴詐称問題再燃も馬耳東風 国政復帰を念頭に“小池政治塾”2期生を募集し準備に余念なし
週刊ポスト
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
ホワイトのロングドレスで初めて明治神宮を参拝された(4月、東京・渋谷区。写真/JMPA)
宮内庁インスタグラムがもたらす愛子さまと悠仁さまの“分断” 「いいね」の数が人気投票化、女性天皇を巡る議論に影響も
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
“もしトラ”リスクも…(写真/AFP=時事)
【緊迫する中東情勢】イラン・イスラエルの報復合戦、エスカレートすれば日本にも影響 “もしトラ”リスクが顕在化
週刊ポスト