芸能

山田孝之、綾野剛、内田朝陽 バンド打ち上げでの「気遣い」

山田孝之らが高級焼肉店で打ち上げ

 東京・西麻布にある高級焼肉店の前で、4月25日の深夜、2人の男性が熱いハグを交わしていた。俳優の山田孝之(35才)と、同じく俳優の綾野剛(37才)だ。いや、正しくはこの日の彼らは、ミュージシャンだった。

 この数時間前、山田と綾野、そして内田朝陽(36才)の3人によるバンド『THE XXXXXX(ザ・シックス)』の初単独ライブの最終公演が、その店からほど近いライブハウスで行われていた。プラチナチケットを手に入れた幸運な約7000人が、彼らのパフォーマンスに酔いしれたのだ。

 なぜ、売れっ子俳優が今、バンドなのか。

「映画の共演などをきっかけに友人関係になった3人が、バンドを組んだのは2013年頃です。綾野さんと内田さんは別々に音楽活動をしていましたが、綾野さんは当時のバンドで“これ以上の音楽は作れない”と壁にぶち当たっていた。そんな中、一緒にカラオケに行った山田さんの歌声に聴き惚れ、“またバンドをやりたい”と思ったそうなんです。そこから、作詞作曲ともに自分たちで手がける本格的なバンド活動を始めました」(テレビ局関係者)

 しかしスケジュールが過密な俳優同士、なかなかセッションが実現しない。今回のライブは、ファンだけでなく本人たちにも待望のものだった。

「多忙な合間を縫って、3月からレコーディングとリハーサルを重ねてきました。あれだけ役者としての実績のある人たちですから、ライブもお手の物かと思いましたが、勝手が違うのか、本番前はナーバスになっていました」(ライブ関係者)

 冒頭の様子は、その打ち上げが終わったところだ。

「2日間の昼夜公演を、無事に大成功させた3人は打ち上げでも気を抜いていませんでした。3人はお酒を持ってスタッフのテーブルを回って彼らをねぎらい、会場は一体となっていました。どのテーブルでも音楽の話をしていました。ただ、ライブで体力を使ったうえにスタッフへの気遣いで彼らもさぞ疲れたのでしょう。二次会はなくお開きとなりました」(前出・ライブ関係者)

 役者とは違う表情が、そこにはあった。

※女性セブン2019年5月23日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

全米の注目を集めたドジャース・山本由伸と、愛犬のカルロス(左/時事通信フォト、右/Instagramより)
《ハイブラ好きとのギャップ》山本由伸の母・由美さん思いな素顔…愛犬・カルロスを「シェルターで一緒に購入」 大阪時代は2人で庶民派焼肉へ…「イライラしている姿を見たことがない “純粋”な人柄とは
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる
JR東日本はクマとの衝突で71件の輸送障害 保線作業員はクマ撃退スプレーを携行、出没状況を踏まえて忌避剤を散布 貨物列車と衝突すれば首都圏の生活に大きな影響出るか
NEWSポストセブン
真美子さんの帰国予定は(時事通信フォト)
《年末か来春か…大谷翔平の帰国タイミング予測》真美子さんを日本で待つ「大切な存在」、WBCで久々の帰省の可能性も 
NEWSポストセブン
(写真/イメージマート)
《全国で被害多発》クマ騒動とコロナ騒動の共通点 “新しい恐怖”にどう立ち向かえばいいのか【石原壮一郎氏が解説】
NEWSポストセブン
シェントーン寺院を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
《ラオスご訪問で“お似合い”と絶賛の声》「すてきで何回もみちゃう」愛子さま、メンズライクなパンツスーツから一転 “定番色”ピンクの民族衣装をお召しに
NEWSポストセブン
”クマ研究の権威”である坪田敏男教授がインタビューに答えた
ことし“冬眠しないクマ”は増えるのか? 熊研究の権威・坪田敏男教授が語る“リアルなクマ分析”「エサが足りずイライラ状態になっている」
NEWSポストセブン
“ポケットイン”で話題になった劉勁松アジア局長(時事通信フォト)
“両手ポケットイン”中国外交官が「ニコニコ笑顔」で「握手のため自ら手を差し伸べた」“意外な相手”とは【日中局長会議の動画がアジアで波紋】
NEWSポストセブン
11月10日、金屏風の前で婚約会見を行った歌舞伎俳優の中村橋之助と元乃木坂46で女優の能條愛未
《中村橋之助&能條愛未が歌舞伎界で12年9か月ぶりの金屏風会見》三田寛子、藤原紀香、前田愛…一家を支える完璧で最強な“梨園の妻”たち
女性セブン
土曜プレミアムで放送される映画『テルマエ・ロマエ』
《一連の騒動の影響は?》フジテレビ特番枠『土曜プレミアム』に異変 かつての映画枠『ゴールデン洋画劇場』に回帰か、それとも苦渋の選択か 
NEWSポストセブン
インドネシア人のレインハルト・シナガ受刑者(グレーター・マンチェスター警察HPより)
「2年間で136人の被害者」「犯行中の映像が3TB押収」イギリス史上最悪の“レイプ犯”、 地獄の刑務所生活で暴力に遭い「本国送還」求める【殺人以外で異例の“終身刑”】
NEWSポストセブン
“マエケン”こと前田健太投手(Instagramより)
“関東球団は諦めた”去就が注目される前田健太投手が“心変わり”か…元女子アナ妻との「家族愛」と「活躍の機会」の狭間で
NEWSポストセブン
ラオスを公式訪問されている天皇皇后両陛下の長女・愛子さまラオス訪問(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《何もかもが美しく素晴らしい》愛子さま、ラオスでの晩餐会で魅せた着物姿に上がる絶賛の声 「菊」「橘」など縁起の良い柄で示された“親善”のお気持ち
NEWSポストセブン