テレビ朝日の竹内由恵アナは2006年のミス慶應(時事通信フォト)
一連の分裂騒動について、実行委員会の代表を務める男性が語る。
「KOPURE側からミスコン開催の連絡はありませんでした。4月9日に突然、エントリーを募るHPが立ち上がり、そこで初めて知った形です。うちのHPと類似しており、『ミス慶應コンテスト2019』という言葉も同じ。最大の問題は、うちが主催した2018年のミスコンファイナリストの写真が使用されている上、〈ミス慶應は今年から生まれ変わります。運営体制を一新し……〉という言葉があったことです。これは、KOPUREが我々から主催者の立場を“引き継いだ”ような印象を与えます。そのため、まず先方に写真や文面を変更してほしいとメールで抗議しました」
しかし、KOPUREのHPに変化が見られなかったため、4月末、実行委員会は弁護士を立てて警告書を送付したという。
「エントリーする女性たちを混同させる表現で、不正競争に当たると判断しました」(代表男性)
これを受けて5月2日、KOPUREはHP上に〈重大なお知らせ〉とする文書を発表。一部誤解を与える表現があったことを謝罪しつつ、こう主張した。
〈弊団体のホームページの適法性を検証すべく、弊団体において弁護士に相談致しましたが、ミス慶應コンテストないしそれに実施年を付した名称は特定の団体が独占使用する性質のものではなく、また、弊団体のホームページにおいて信用を害する違法な行為は認められないとの回答をいただいております〉