2017 年11月、iPS細胞から尿を排出する機能を持つ腎臓を再生させることに東京慈恵医大の横尾隆教授らのグループが成功した、というニュースが流れましたが、林はこの研究に当初から協力していました。
林に言わせると、再生医療は「従来の医療の常識」との闘いなんだそうです。新しいことを生み出すには、これまで考えられてきた「思い込み」を捨てて、「思いつき」に賭けてみるしかない。
そうした試行錯誤の末、何かが生まれると言います。「思い込みを捨て、思いつきを拾え」は、林たちのチームの合い言葉のようになっているそうです。
私も、思い込みを捨てて、「ネット動画」という思いつきを拾ってみました。するとどうでしょう……。目の前に面白い世界が広がっていたんです。
今でもネットの世界のことは詳しくありません。でも、それでいいのかな……。だって、自分の知らないことがたくさんあるってことを、卑下してもしょうがないですから。
※小林幸子・著『ラスボスの伝言~小林幸子の「幸」を招く20のルール』より抜粋