「でも、それはただ女子アナを消耗品として扱っているに過ぎず、年を取れば“サヨナラ”。『30歳定年説』が囁かれるようになったことで、当の女子アナたち自身が“ビジュアルを売りにすれば、自分たちの賞味期限を早めるだけ”だと気付いた。それからは、たとえ巨乳でも、それをひた隠しにしようとする時代が長く続いた」(別のテレビ局員)
胸が小さく見えるよう小さめのブラジャーをつけ、お辞儀しても谷間が見えないよう、胸元と衣装の裏地をガムテープでくっつけるのは当たり前。
〈局アナ時代はぶりっ子というイメージがあったから、胸まで強調されてしまったらアナウンサーとしての清潔感が保てないと思っていました。(中略)とにかく胸を小さく見せたくて、3年間ぐらいサラシを巻いて胸を潰していたんです〉
2014年にフリー転身した元TBSの田中みな実アナ(32)は、2017年に『anan』のインタビューでそう告白したこともあった。
だが最近では、冒頭の小川アナや三谷アナを始め、杉浦友紀アナ(36、NHK)、桑子真帆アナ(32、NHK)、水卜麻美アナ(32、日本テレビ)、鷲見玲奈アナ(29、テレビ東京)、宇賀なつみアナ(33、フリー)といったアナたちが、各局の看板番組を背負い、胸元を強調した衣装で画面に登場する。