「そもそもアメリカ側は、韓国をあまり信頼していないようです。WTOで韓国は日本の対韓輸出規制強化が不当だと訴えましたが、一方で在韓米軍がTHAADミサイルを配備したことで韓国への団体旅行を禁じたり、現代自動車の工場を封鎖に追い込んだりした中国のことはWTOに訴えない。一貫性がないのです。
ましてトランプ大統領と安倍首相の『ブロマンス』(仲のいい男同士のこと)という関係がある現在、日本には何をしてもいいと考えている韓国の言動を、トランプ大統領は快く思っていないはずです」
トランプ大統領は日韓対立について「双方が求めるなら、私は関与するだろう」と仲裁を示唆しているが、韓国への不信感がネックになるかもしれない。
※週刊ポスト2019年8月16・23日号