背景には近隣住民への配慮があり、〈第1スタジオへのお立ち寄りや写真撮影など、日常生活に影響を及ぼす行為はお控えいただきますようお願い申し上げます〉と記されている。同社の代理人弁護士も「やむを得ない措置とご理解いただきたい」とした。置かれていた大量の献花や供え物は、「会社が責任を持って管理する」とだけ説明した。
そのなかで、9月5日に迎える四十九日を控え、ファンからは追悼の場を求める声があがっているという。
「お別れの会が開かれる予定ですが、時期は決まっていません。それまではアニメの舞台となった“聖地”とされる京都市の商店街や滋賀県の小学校がファンの祈りを捧げる場となるようです」(前出・社会部記者)
献花台はなくなっても、ファンや関係者の悲しみが癒えるまでは、まだまだ時間がかかりそうだ。
※週刊ポスト2019年9月13日号