【含鉄泉】
鉄分が豊富なため鉄欠乏性貧血や疲れやすい症状にはもってこい。見た目は茶褐色。成分の鉄分は酸化すると錆びるため、源泉に近い温泉を選ぶとよい。
・効能:めまい・貧血症・神経痛・疲労回復・うつ症状など

【酸性泉】
世界的に数の少ない貴重な泉質。強い殺菌効果があり、水虫やアトピー性皮膚炎にも効くとされ、湯治では仕上げの湯として他の泉質と共に利用されることも。
・効能:殺菌作用・アトピー性皮膚炎・湿疹など

【二酸化炭素泉】
炭酸水のような気泡が肌につく泉質。入浴後は血圧低下効果が長く持続し、心臓への負担が小さいというメリットもある。低温でも保温効果は抜群だ。
・効能:心臓疾患・冷え性・末梢循環障害・血管拡張など

【放射能泉】
ラジウムやラドンなどの放射線物質が含まれている泉質。放射線は危険なイメージが強いが実は微量であれば、細胞を刺激して免疫力を増す健康効果がある。
・効能:免疫力アップ・リウマチ・痛風・更年期障害・細胞活性化など

【Profile】医学博士・一石英一郎さん/国際医療福祉大学病院内科学教授。全国の温泉を巡り、温泉を活用した健康法に精通。温泉入浴指導員の資格を持つ。著書に『医者が教える最強の温泉習慣』(扶桑社)。

※女性セブン2019年9月26日・10月3日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン