芸能

なぜ増えるタレントの「神対応」 写真&サインNGの場合も

声をかけられれば手を振って挨拶も(8月中旬)

 有名人にとって重要な情報発信ツールとなっているSNSだが、同時にプライベートの様子が一般ユーザーによって投稿されることも増えている。「芸能人の〇〇を見かけた」とか、「街で〇〇に握手してもらった」などという投稿は頻繁にあり、芸能人たちの素の姿がネット上で共有されているのだ。

 そんななか、しばしば話題になるのが、サービス精神旺盛なタレントの“神対応”だ。SNSで拡散されたタレントの神対応エピソードが、ニュースとなって大きく拡散される機会も多い。

 最近では、俳優の工藤阿須加がテレビ局で出待ちをしていたファンたちに“神対応”したことが、NEWSポストセブンで取り上げられた。ほかにも、主演舞台終了後に出待ちのファンから多くのプレゼントを受け取った岡田将生や、ファンと気軽にツーショット写真を撮るKoki,などが“神対応”であると、マスコミを賑わせた。こういった“神対応”に関する報道が増えていることについて、エンタメ業界に詳しいフリーライターの大塚ナギサ氏はこう話す。

「これまでも神対応をするタレントは数多くいたはずですが、SNSが普及したことでその事実が可視化されたということだと思います。スマホのおかげで、タレントの写真を撮ってネットにアップするのが簡単になったことも、神対応が話題になりやすくなった要因のひとつです。

 その一方で、“塩対応”についてもSNSに投稿されやすくなっているわけです。そして、その塩対応がきっかけとなってネット上で叩かれてしまう可能性もある。タレントとしても、そういったリスクは承知していて、だからこそできるだけファンの期待に応えようしているのかもしれないですね」

“炎上対策としての神対応”という側面もあるようだが、神対応自体がリスクとなる可能性もある。たとえば、飲食店でたまたま隣の席にいた客に声をかけられツーショット写真を撮影したはいいが、実はその客が反社会的勢力の人間だった…などといったパターン。もしも、その写真が流出したら、“反社と交際している”という噂が立ってしまうかもしれない。

ファンへの神対応のあと、徒歩で移動する工藤(9月中旬)

関連記事

トピックス

現役を引退した宇野昌磨、今年1月に現役引退した本田真凜(時事通信フォト)
《電撃引退のフィギュア宇野昌磨》本田真凜との結婚より優先した「2年後の人生設計」設立した個人事務所が定めた意外な方針
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン
世紀の婚約発表会見は東京プリンスホテルで行われた
山口百恵さんが結婚時に意見を求めた“思い出の神社”が売りに出されていた、コロナ禍で参拝客激減 アン・ルイスの紹介でキャンディーズも解散前に相談
女性セブン
歴史的快投を続けるカブスの今永昇太(写真/共同通信社)
【MLBで三振の山】カブス今永昇太、快進撃の秘密 内川聖一氏は「ストレートの回転数が多く、空振りを誘う」と分析
週刊ポスト
期待される2人の先行きが視界不良(左から大の里、二所ノ関親方)
【角界ホープ2力士に暗雲】尊富士は横綱・照ノ富士と宮城野親方の板挟み、大の里は師匠・二所ノ関親方の管理能力に不安要素
週刊ポスト
真美子夫人は「エリー・タハリ」のスーツを着用
大谷翔平、チャリティーイベントでのファッションが物議 オーバーサイズのスーツ着用で評価は散々、“ダサい”イメージ定着の危機
女性セブン
猛追するブチギレ男性店員を止める女性スタッフ
《逆カスハラ》「おい、表出ろ!」マクドナルド柏店のブチギレ男性店員はマネージャー「ヤバいのがいると言われていた」騒動の一部始終
NEWSポストセブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者(51)。ストーカー規制法違反容疑の前科もあるという
《新宿タワマン刺殺事件》「助けて!」18階まで届いた女性の叫び声「カネ返せ、カネの問題だろ」無慈悲に刺し続けたストーカー男は愛車1500万円以上を売却していた
NEWSポストセブン
氷川きよしが独立
《真相スクープ》氷川きよしが事務所退所&活動再開 “独立金”3億円を払ってでも再出発したかった強い思い
女性セブン
殺害された宝島さん夫婦の長女内縁関係にある関根容疑者(時事通信フォト)
【むかつくっすよ】那須2遺体の首謀者・関根誠端容疑者 近隣ともトラブル「殴っておけば…」 長女内縁の夫が被害夫婦に近づいた理由
NEWSポストセブン
初となる「頂上鼎談」がついに実現!(右から江夏豊、田淵幸一、掛布雅之)
【江夏豊×田淵幸一×掛布雅之の初鼎談】ライバルたちが見た長嶋茂雄秘話「俺のミットを“カンニング”するんだよ」「バッターボックスから出てるんだよ」
週刊ポスト
曙と真剣交際していたが婚約破棄になった相原勇
《曙さん訃報後ブログ更新が途絶えて》元婚約者・相原勇、沈黙の背景に「わたしの人生を生きる」7年前の“電撃和解”
NEWSポストセブン