ライフ

ハロウィンジャンボ 消費増税年の調査で見る「強運売り場」

抽せん日は10月30日

 消費増税が家計に重くのしかかるタイミングだからこそ、“夢”を追いかけたい──「ハロウィンジャンボ宝くじ」が9月24日から10月18日まで全国一斉販売されている。

 1等・前後賞合わせて5億円を狙うために、過去3度の消費増税時の“大当たりデータ”を徹底調査した。

「ハロウィンジャンボ宝くじ」は1等・前後賞合わせて5億円が8本(8ユニットの場合)、同時に発売される「ハロウィンジャンボミニ」は1等・前後賞合わせて3000万円が16本(4ユニットの場合)。10万円以上の当せん本数は2つのジャンボで合計3万4480本ある。

 今回のジャンボは、発売期間中に消費税が8%から10%に上がる。実は、「消費税とジャンボ宝くじ」の関連は深い。宝くじ研究家の“山ちゃん”こと山口旦訓氏が解説する。

「消費税の導入や税率アップと前後して、1等当せん金額がアップしてきた歴史があります。1989年4月に3%の消費税が導入され、その年の年末ジャンボで1等・前後賞合わせての当せん金額が初めて1億円の大台に乗った。

 1997年4月には税率が5%に引き上げられましたが、その前年の年末ジャンボが1等・前後賞合わせて1億5000万円となりました。2014年4月の8%への増税時も、やはり前年の年末ジャンボが1等5億円、前後賞を合わせて7億円となった」

 基本的に1等当せん金額が上がると、当せん本数は少なくなる。1989年こそ3大ジャンボ(ドリーム、サマー、年末)の1等当せん本数が前年の527本から601本に微増したものの、5%になった1997年は前年の638本から408本になり、8%になった2014年は5大ジャンボ(ドリーム、サマー、年末、グリーン、オータム)で前年の228本から100本に減った。

「そうした中でも増税の年に当せん本数が増えたり、1等を出したりする“消費増税に強いエリア”があります。今回はそうした地域から、とくに絶好調の売り場を選びました」(同前)

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《自宅から遺体見つかる》遠野なぎこ、近隣住民が明かす「部屋からなんとも言えない臭いが…」ヘルパーの訪問がきっかけで発見
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平バースデー》真美子さんの“第一子につきっきり”生活を勇気づけている「強力な味方」、夫妻が迎える「家族の特別な儀式」
NEWSポストセブン
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(HP/Xより)
田久保眞紀市長の学歴詐称疑惑 伊東市民から出る怒りと呆れ「高卒だっていい、嘘つかなきゃいいんだよ」「これ以上地元が笑いものにされるのは勘弁」
NEWSポストセブン
東京・新宿のネオン街
《「歌舞伎町弁護士」が見た性風俗店「本番トラブル」の実態》デリヘル嬢はマネジャーに電話をかけ、「むりやり本番をさせられた」と喚めき散らした
NEWSポストセブン
横浜地裁(時事通信フォト)
《アイスピックで目ぐりぐりやったあと…》多摩川スーツケース殺人初公判 被告の女が母親に送っていた“被害者への憎しみLINE” 裁判で説明された「殺人一家」の動機とは
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
記者が発行した卒業証明書と田久保市長(右/時事通信)
《偽造or本物で議論噴出》“黄ばんだ紙”に3つの朱肉…田久保真紀・伊東市長 が見せていた“卒業証書らしき書類”のナゾ
NEWSポストセブン
JESEA主席研究員兼最高技術責任者で中国人研究者の郭広猛博士
【MEGA地震予測・異常変動全国MAP】「箱根で見られた“急激に隆起”の兆候」「根室半島から釧路を含む広範囲で大きく沈降」…5つの警戒ゾーン
週刊ポスト
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン