芸能

二宮和也の結婚 ファンクラブ会員への仁義とTV局の不文律

FAXが送られてからの1時間のタイムラグはなぜ生まれたか

〈人気アイドルグループ「嵐」の二宮和也さん(36)が一般女性との結婚を発表〉

 11月12日23時ちょうど、TBSで速報テロップが流れ、日本テレビの『news zero』では、有働由美子アナが結婚を伝えるなど、テレビ各局が元フリーアナウンサー(38)との結婚を一斉に報じた。それにはこんな事情があった。

「午後の時点で『夜に発表される』と結婚の情報は広まっており、22時過ぎにはジャニーズ事務所から報道関係者宛に結婚を報告するFAXが届いていました。ただしそこには、『本日23時解禁』という文言が添えられており、各局ともそれを厳守する必要があったのです」(民放情報番組スタッフ)

 なぜFAXを送ってから1時間も待たせる必要があったのか。それは、ジャニーズ事務所にとって、誰よりも優先すべき人たちがいたからだ。嵐の「有料ファンクラブ」会員たちである。

「有料ファンクラブの会員サイトには、22時に二宮から『ファンクラブの皆様へ』と題した直筆の手紙がアップされました。活字での短い報告に過ぎない報道関係者宛に対して、こちらは手書きの上、内容も『一人の男としてケジメと決断をし、今日、ファンの皆様に、ご報告させて頂きました』と丁重な言葉が並んでいる。ただし、テレビでも報道関係者宛のものは全文引用してもいいが、ファンクラブ会員宛のほうはテレビで映してはいけないという不文律ができていた」(同前)

 つまり、FAXが送られてからの1時間のタイムラグは、ファンが直筆の手紙を読むための時間として設定されたものだったのだ。

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