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城下町の面影と情緒が残る千葉・佐倉の見所 ナウマンゾウも

国立歴史民俗博物館には実物大のナウマンゾウも

 東京から約50キロ。京成上野駅から特急で53分の佐倉駅(千葉県・佐倉市)。江戸時代に佐倉藩11万石の城下町として栄えた地には佐倉城址公園や最後の藩主の邸宅、佐倉藩士が暮らした武家屋敷などが点在し、今もなお城下町の面影と情緒が色濃く残る。一方、佐倉城址の一角に位置する国立歴史民俗博物館は、第1展示室を今年3月にリニューアルオープン。旧石器時代を大きなコーナーとして新設し、新たな観光スポットとして人気を集めている。そんな佐倉の見所を紹介しよう。

■国立歴史民俗博物館 千葉県佐倉市城内町117

 実物大のナウマンゾウ模型、日本最古のイエネコと考えられる弥生時代の仔ネコ復元模型、大正時代の浅草の街並実大復元模型は人気スポット。

営業時間:9時半~16時半(3月~9月は17時)※入館は閉館の30分前まで
料金:一般600円
休館日:月(休日の場合は開館し、翌日休館)、12月27日~1月4日

■ひよどり坂

江戸時代の情緒を残すひよどり坂

 武家屋敷通りに隣接し、江戸時代の情緒を残す古径。竹林に囲まれた坂道には御簾垣、鉄砲垣などが配置されており、散策するとタイムスリップしたかのような気分に。

■佐倉武家屋敷 千葉県佐倉市宮小路町57

佐倉藩士が暮らしていた

 佐倉市内に残る武家住宅で最も古いとされる「旧河原家住宅」など、佐倉藩士が暮らしていた江戸時代後期の3棟を公開。写真は「旧但馬家住宅」の展示。

開館時間:9時~17時(入館は16時半まで)
料金:一般210円
閉館日:月(祝日の場合は翌日)、12月28日~1月4日

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