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阪神JF 「桜花賞候補」と「異端」の馬の見極めがカギだ

 3着以下がなく、なおかつデビュー勝ちというならリアアメリアと同厩舎のクラヴァシュドール。前走サウジアラビアロイヤルCでは、来週の朝日杯フューチュリティSで人気を集めるだろうサリオスに食い下がった。JFは稍重で行われた1998年以外はすべて良馬場で、レコードはウオッカの1分33秒1。この時期、東京で1分32秒台をたたき出した能力は、阪神外回りでも存分に生きるのではないか。

 前出の3頭、さらにデビュー勝ちしながら前走馬場も影響してオープン2着だったロータスランドもからめておきたい。同じ角居厩舎の2頭、トールポピーやウオッカは500万条件2着からの戴冠だった。やはり4着以下がないキズナ産駒のクリスティは前走のコンマ5秒が、マルターズディオサはデビュー戦でのウーマンズハートとの着差が気になるが、ここで盛り返せば桜の主役にもなりうる。

 いずれにしろ現時点で、阪神JFがゴールだと思っている馬はいない。来春の桜花賞のために、レースのみならず、パドックや返し馬も記憶にとどめておきたいものだ。

●ひがしだ・かずみ/今年還暦。伝説の競馬雑誌「プーサン」などで数々のレポートを発表していた競馬歴40年、一口馬主歴30年、地方馬主歴20年のライター

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