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2019.12.23 07:00  週刊ポスト

ラグビープロ化構想、「待った」かかった背景にW杯での成功

W杯は大いに盛り上がったが…(写真/AFP=時事)

 自国開催のワールドカップで悲願のベスト8入りを果たし、東京・丸の内で行なわれたパレードには5万人が詰めかけるなど、2019年に異例の盛り上がりを見せたラグビー日本代表。

 熱狂冷めやらぬうちに実現が期待されるのが、「プロリーグ」の設立構想だ。W杯開催前から国内リーグのプロ化が公言され、2021年秋の開幕に向けて、W杯後の11月に詳細が発表されると報じられた。

 日本代表を率いるジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは、「日本ラグビーがさらに強くなるには、国内の組織やリーグをプロ化する必要があるだろう」と述べており、代表選手でスクラムハーフの田中史朗も「世界で本当に勝つにはプロが必要」と賛同。Jリーグ発足当時に海外のスター選手が来日してプレーしたように、世界中のスター選手が、リーグ戦で“闘将”リーチ・マイケルや“笑わない男”稲垣啓太と熱戦を繰り広げたら……と想像するだけで、“にわかファン”でも期待は高まるばかり。

 ところが、いくら待っても詳細は発表されないまま。そんななか、12月18日に開かれた日本ラグビー協会の理事会後、元日本代表の岩渕健輔・専務理事はこう切り出した。

「(プロ化について)前に進めている部分と、色々と議論を深めなくてはならない部分があるということで理事会でも議論が行なわれました。『プロ化とは何か』『どうして改革が必要か』という議論。そもそもなぜプロ化が必要かという点も、もう少し議論を深める必要があるという声も委員の方々から出ています」

 プロリーグ発表どころか、設立そのものに“待った”がかかった状態であることを明らかにしたのだ。空前のラグビーブームの中、ラグビー協会に何が起きているのか。

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