ビジネス

東京湾岸の新注目エリア「有明」 五輪後も発展できるのか

高層ビルやマンションの建設が進む有明(2019年2月時点・時事通信フォト/朝日航洋)

高層ビルやマンションの建設が進む有明(2019年2月時点・時事通信フォト/朝日航洋)

 晴海や豊洲など東京都内の湾岸エリアは、タワーマンションなどが建ち並び開発が進んでいるが、いま注目されているのが、江東区・有明エリアだ。大規模な商業施設やタワマン建設が急ピッチで行われ、来年の東京五輪を前に新たな人気スポットになりそうな気配も。果たして有明の未来は本当に“明るい”のか。住宅ジャーナリストの榊淳司氏がレポートする。

 * * *
 東京五輪の開幕が迫っている。ということは、閉幕も近づいているということだ。

 五輪の競技会場の多くが、東京都江東区の湾岸エリア・有明に仮設されるが、五輪閉幕後は撤去される予定の施設もある。そうなれば、有明は元の有明に戻されてしまうのだろうか。

 ひとつ、五輪開催前後で大きく変わることがある。それは「ショッピングシティ 有明ガーデン」という複合商業施設が開業することだ。

 予定ではオープンは2020年の春とされている。有力なテナントは、8000人収容といわれるイベントホール、劇団四季有明劇場、イオンスタイルなど。商業施設の延床面積は約17万2500平方メートル。豊洲のららぽーとが約16万5000平方メートルだから、それを凌ぐスケールだ。この有明ガーデンが、五輪後の有明を変えるだろうか?

 もともと、江東区の有明というエリアが埋め立てられて今に近い状態になったのは、1971年頃とされる。ポツポツとタワーマンションが建ち始めたのが15年ほど前からだ。それまで30年以上の長きにわたって放置同然の状態に置かれていた理由は何なのか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

全米野球記者協会ニューヨーク支部主催のアワードディナーに出席した大谷翔平と、妻・真美子さん(左/時事通信フォト、右/提供:soya0801_mlb)
《真美子さんが座る椅子の背もたれに腕を回し…》大谷翔平が信頼して妻を託す“日系通訳”の素性 “VIPルーム観戦にも同席”“距離が近い”
NEWSポストセブン
司法省がアンドリュー元王子の写真を公開した(写真/Getty Images)
《白シャツ女性に覆いかぶさるように…》エプスタイン・ファイルで新公開されたアンドリュー元王子とみられる人物の“近すぎる距離感の写真” 女性の体を触るカットも
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
【2・8総選挙「大阪1〜10区」の最新情勢】維新離党の前職が出た2区、維新前職vs自民元職vs野党候補の5区で「公明党票」はどう動くか
NEWSポストセブン
なぜ実の姉を自宅で監禁できたのか──
《“お前の足を切って渡すから足を出せ”50代姉を監禁・暴行》「インターホンを押しても出ない」「高級外車が2台」市川陽崇・奈美容疑者夫妻 “恐怖の二世帯住宅”への近隣証言
NEWSポストセブン
東京拘置所(時事通信フォト)
〈今年も一年、生きのびることができました〉前橋スナック銃乱射・小日向将人死刑囚が見せていた最後の姿「顔が腫れぼったく、精神も肉体もボロボロ」《死刑確定後16年で獄中死》
NEWSポストセブン
間違いだらけの議事録は「AIのせい」(写真提供/イメージマート)
《何でもAIに頼る人たち》会社員女性が告白「ケンカの後、彼から送られてきた”彼女の方が悪い”とAIが回答したスクショ」ほどなく破局
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
国際ジャーナリスト・落合信彦氏が予見していた「アメリカが世界の警察官をやめる」「プーチン大統領暴走」の時代 世界の“悪夢”をここまで見通していた
NEWSポストセブン
高市早苗首相(時事通信フォト、2025年10月15日)
《頬がこけているようにも見える》高市早苗首相、働きぶりに心配の声「“休むのは甘え”のような感覚が拭えないのでは」【「働いて働いて」のルーツは元警察官の母親】 
NEWSポストセブン
ジェンダーレスモデルの井手上漠(23)
井手上漠(23)が港区・六本木のラウンジ店に出勤して「役作り」の現在…事務所が明かしたプロ意識と切り開く新境地
NEWSポストセブン
元日に結婚を発表した女優の長澤まさみ(時事通信フォト)
長澤まさみ「カナダ同伴」を決断させた「大親友女優」の存在…『SHOGUN』監督夫との新婚生活は“最高の環境”
NEWSポストセブン
国際ジャーナリスト・落合信彦氏
【訃報】国際ジャーナリスト・落合信彦氏が死去、84歳 独自の視点で国際政治・諜報の世界を活写 
NEWSポストセブン
薬物で急死した中国人インフルエンサー紅紅(左)と交際相手の林子晨容疑者(右)(インスタグラムより)
「口に靴下を詰め、カーテンで手を縛り付けて…」「意識不明の姿をハイ状態で撮影」中国人美女インフルエンサー(26)が薬物で急死、交際相手の男の“謎めいた行動”
NEWSポストセブン