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不倫がバレた夫、離婚回避のために妻にどう謝罪すべきか

杏の怒りを鎮める言葉などあるのか(時事通信フォト)

 芸能界を騒がせている東出昌大(32)と唐田えりか(22)の不倫騒動。2人へのバッシングは一向に止む気配がないが、2016年に〈ラブホ不倫〉(『FRIDAY』6月24日号)を報じられた三遊亭円楽(69)は、記者に直撃された直後に妻に電話をかけて報告し、会見では洗いざらい話して笑いに変えた。その後、再び同じ女性とのゴルフを報じられると、妻が「夫を信じていますので(中略)全然問題ありません」(同2017年12月1日号)と語っていた。

 落語家ならではの高等テクだが、浮気がバレてもなんとか離婚を回避する方法はないものか。3万件以上の離婚相談を受けてきた夫婦問題研究家の岡野あつこ氏は、謝り方に高い技術が必要だと言う。

「素直に認めて平謝りするしかありません。そこで“悪かった”だけでは通用しません。“妊娠中にこんなことをして、お前の気持ちを思いやれなくてごめん”と妻の立場に立って、“そういう気持ちにさせて申し訳ない”という言葉で謝ることが重要です。一発逆転をしたいのであれば、“次に浮気をしたら慰謝料を〇円払います”と具体的な文書を交わすと、覚悟をわかってもらえるかもしれません」

 そうはいっても不倫を許してもらうのは至難の業。謝り倒して離婚を回避できたとしても針の筵で土下座し続ける状態は変わらないかもしれない。

「一度は離婚しないと決断しても、ほとんどの女性がこれでよかったのか自問自答し続けます。不倫から何十年も経っていても、家族写真を見て“この時期は夫が浮気していた”と思い出してしまうことがあります。そうした記憶が原因で、熟年離婚に至るケースもあります」(岡野氏)

 一時の過ちでも、大きな代償があることは肝に銘じておきたい。

カンヌで唐田をエスコートする東出(写真/Reuters/AFLO)

※週刊ポスト2020年2月14日号

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