揺れが大きいほど、火災や液状化現象、地盤沈下などが起こるリスクは高くなる。すると、震災発生後に自宅で過ごすのは危険なため、避難場所へ速やかに移動したり、避難所での生活を想定しておく必要が出てくる。
このように、住んでいる土地を知ることは、いざという時の優先順位や対策を考えるヒントになり得るのだ。
「いざ被災すると、デマ情報が飛び交います。避難したあとも2次、3次災害が続くと考えて準備をしておくことが、被害を最小限にするために今できることです」
まずは命を守ることが先決。自宅や職場のリスクをハザードマップで確認してほしい。
※女性セブン2020年2月27日号