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千葉県議 2500万円米国視察で問題になった男女部屋飲み写真

超党派の「部屋飲み」が開催(左上から時計回りに瀧田敏幸、實川隆、関政幸、斉藤守、三沢智、女性職員、平田悦子、小路正和ら各県議)

 スポーツジムでの感染拡大で、新型コロナ対策に慌ただしくなる千葉の県議会が、ある写真を巡って密かに揺れていた。発端は、自民党会派を中心に15人の県議と職員3人が随行した県議会のアメリカ視察。今年1月20日から26日までの7日間、ロサンゼルスからサンフランシスコを巡り、防災対策や児童虐待防止対策などを調査した。昨年の台風被害、野田市の栗原心愛さん虐待死事件などを受けてのものだというが……。県議会関係者が言う。

「現地で一部の県議らが夜な夜な酒盛りをしていたのです。ホテルのラウンジでの浮かれた様子や、小路正和県議(自民)の部屋で自民の男性県議6人のほかに野党の平田悦子県議と女性職員が“部屋飲み”している写真などが、議員と職員のグループLINEなどに続々と送られてきた。同行する県議から窘められても改めることなく、肝心の視察では朝の集合に遅れたり、居眠りする者がいたそうです」

 宴席写真は県議会で広まり、“浮かれ過ぎじゃないか”と問題視された。特に写真を送っていた小路県議は自民党会派の幹部に叱責を受け、関係者たちに写真の削除依頼をしているという。

 ちなみに、「視察の予算は2500万円」(議会事務局)で、県議はビジネスクラスでの渡航だった。

 小路県議は「会派の方から『慎むべき』と言われたのは事実。(写真を)送った方に削除を求めました」として、こう語る。

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