国際情報

自宅マンションの地下に部屋掘削 中国で違法建築相次ぐ背景

「穴掘り男」で大騒動

 中国広東省深セン市近郊の高層マンションの1階に住む男が、居住面積を広げようと、4年前から床板をはがして地面を掘り進めているのだという。この空間はいまや地下2メートルにも達し、地下に計100平方メートルの広さの空間に4つの部屋を建設している状況になっている。しかし、この間、マンションの地下の水道管が破裂したり、地下の建物の土台の一部が破損するなど、マンション自体が傾きかねない状態になっているという。深センの地元テレビ局が報じた。

 名字を「丁」というこの男の地下掘削工事が知られるようになったのは3年前で、隣人の王氏が夜中に地下から金属とコンクリートがぶつかるような異様な音を聞いたことがきっかけだった。

 その夜は1時間もすると、異様な音も収まって静かになったので、そのまま寝てしまったが翌日の朝、水道から水が出なくなったことからマンション中が大騒ぎになった。

 マンションのオーナーが水道業者に調べてもらうと、地下の水道管が破裂していたことが分かった。破裂した場所が丁の部屋の下だったことから、丁を問い詰めると、無断で地下を掘っていたことを白状したという。

 水道業者は水道管を修復して、ことはいったん収まったが、丁は再び掘削工事を開始。住民らが苦情を入れたが、丁はまったく耳を傾けなかったため、住民は裁判所に違法な工事として訴えたところ、ようやく穴掘りを止めたという。

関連キーワード

関連記事

トピックス

無期限の活動休止を発表した国分太一
「給料もらっているんだからさ〜」国分太一、若手スタッフが気遣った“良かれと思って”発言 副社長としては「即レス・フッ軽」で業界関係者から高評価
NEWSポストセブン
ブラジル訪問を終えられた佳子さま(時事通信フォト)
《クッキーにケーキ、ゼリー菓子を…》佳子さま、ブラジル国内線のエコノミー席に居合わせた乗客が明かした機内での様子
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン
”アナウンサーらしくないアナウンサー“と評判
「笑顔でピッタリ腕を絡ませて…」元NMB48アイドルアナ・瀧山あかねと「BreakingDown」エース・細川一颯の“腕組み同棲愛”《直撃に「まさしくタイプです(笑)」》
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《TOKIO・国分太一が無期限活動休止》「演者とスタッフは“独特の距離感”だった」関係者が明かす『鉄腕DASH』現場の“特殊な事情”
NEWSポストセブン
グラビアのオファーも多いと言われる中川安奈アナ(本人のインスタグラムより)
《SNSで“インナーちらり笑”》元NHK中川安奈アナが森香澄の強力ライバルに あざとキャラと確かなアナウンス技術で「ポテンシャルは森香澄以上」との指摘
週刊ポスト
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《スタッフに写真おねだりか》TOKIO・国分太一は「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」…日本テレビに問い合わせた結果
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
インドのナレンドラ・モディ首相とヨグマタ・相川圭子氏(2023年の国際ヨガデー)
ヨグマタ・相川圭子氏、ニューヨーク国連本部で「国際ヨガデー」に参加 4月のNY国連協会映画祭では高校銃乱射事件の生存者へ“愛の祝福”も
NEWSポストセブン