芸能

三谷幸喜、香取慎吾は喜劇俳優として「三木のり平以来の逸材」

海外ドラマ風コメディーで再タッグ(撮影/田中智久)

 NHK大河ドラマ『新選組!』、映画『ギャラクシー街道』、舞台『日本の歴史』などなど、これまで何度もタッグを組んで最高のエンターテインメントを生み出してきた三谷幸喜と香取慎吾の最新作は、Amazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』。海外ドラマ風のコメディーだ。

 息ピッタリな2人の会話にも、笑いが止まらない。

「ぼくがお願いしたことに“なぜですか?”とか“無理です”とか絶対に言わないし、現場でせりふを変更してもすぐに理解してくれる。素晴らしいです!」

「シットコム」――観客を入れて舞台のようにノンストップで撮影するドラマ『誰かが、見ている』の収録現場で、香取を大絶賛するのは本作の脚本・監督を担当する三谷。

 以前の作品での香取の印象は、「せりふを覚えないでリハに来るし、いつも車の中で寝ててスタッフが起こしに行く、みたいな感じ」(三谷)

 しかし今回は少し様子が違うようだ。

「リハのとき半分くらいせりふを覚えてきていたし、ひとりだけ衣装着てたし、本番は誰よりも早く来て動きの確認してたし」(三谷)と、やる気満々の香取を愛情たっぷりにいじる。

「いや、そんなことないですよ! やる気がなさそうなのに、それなのにできちゃうっていう感じを出したかったんですから!!」(香取)

“やる気”を否定する香取だが、本番ではセットを全力で駆けまわり、客席は大爆笑の連続。

「喜劇俳優として日本を代表するひとり。三木のり平さん以来の逸材!」(三谷)

日本を代表する喜劇作家が太鼓判を押す、香取の最新コメディーは必見です!

【info】
Amazon Originalドラマシリーズ『誰かが、見ている』
■脚本/監督・三谷幸喜
■主演・香取慎吾
■2020年秋、Amazon Prime Videoにて独占配信

※女性セブン2020年4月9日号

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