ライフ

YouTube登録者数約16万人、アウトドア系70歳男性の流儀

リタイア後の粋な趣味人ライフを謳歌する

 今、若年層に絶大な人気を誇るYouTuberだが、高齢者たちも負けていない。第2の人生を謳歌するかのごとく高齢YouTuberが増加しているのだ。

 アウトドア業界の有名人“jijii”こと中村カズヒロさん(70)は15万人の登録者を誇る。「趣味を増やすのが趣味(笑い)」と言い切り、キャンプ、登山、カメラ、自転車など趣味性の高いアウトドア関連の動画をアップしている。

 臨場感ある景色やハウツー解説に加え、jijiiさんの軽快な語り口も人気の秘密だ。愛車は後部座席にエアーマットレスを入れ、車中泊仕様の軽キャンパーに改造している

 定年退職後の海外旅行の記録を残すために動画撮影を始めたのが配信のきっかけだった。基本的にカメラ3台体制で撮影し、2日間かけて編集する。質の高い映像で玄人志向のファンも多い。

 今では、DIYやアウトドア用品のレビューが大ヒットし、外出先で視聴者から話しかけられることも多々ある。完全オリジナルの調理レシピはアウトドア用品のレビューと並んで人気のコンテンツだ。

 有名となった今でも、視聴者からのコメントへの返事は欠かさない。

 今後の目標を聞くと、「自分が楽しむためにやっているだけやからな。今までと同じペースで続けていければええ」と知足安分の境地で語っていた。

完全オリジナルの調理レシピが人気

臨場感がある景色やハウツー解説に加え、軽快な語り口も人気

●じじい/1950年生まれ。約11年前からキャンプ動画を中心に配信開始。著書『Life is Camp winpy-jijiiのキャンプスタイル』(玄光社)が発売中。

・チャンネル名/winpy-jijii
・開設年月/2008年8月
・登録者数/15万9000人
・公開動画本数/389本 ※3月25日時点

※週刊ポスト2020年4月10日号

 

関連記事

トピックス

デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
【白鵬氏が九州場所に姿を見せるのか】元弟子の草野が「義ノ富士」に改名し、「鵬」よりも「富士」を選んだことに危機感を抱いた可能性 「協会幹部は朝青龍の前例もあるだけにピリピリムード」と関係者
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長2月引退》“竹内七代目”誕生の分岐点は「司組長の誕生日」か 抗争終結宣言後も飛び交う「情報戦」 
NEWSポストセブン
部下と“ホテル密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(時事通信フォト/目撃者提供)
《前橋・小川市長が出直し選挙での「出馬」を明言》「ベッドは使ってはいないですけど…」「これは許していただきたい」市長が市民対話会で釈明、市議らは辞職を勧告も 
NEWSポストセブン
活動を再開する河下楽
《独占告白》元関西ジュニア・河下楽、アルバイト掛け持ち生活のなか活動再開へ…退所きっかけとなった騒動については「本当に申し訳ないです」
NEWSポストセブン
ハワイ別荘の裁判が長期化している
《MVP受賞のウラで》大谷翔平、ハワイ別荘泥沼訴訟は長期化か…“真美子さんの誕生日直前に審問”が決定、大谷側は「カウンター訴訟」可能性を明記
NEWSポストセブン
11月1日、学習院大学の学園祭に足を運ばれた愛子さま(時事通信フォト)
《ひっきりなしにイケメンたちが》愛子さま、スマホとパンフを手にテンション爆アゲ…母校の学祭で“メンズアイドル”のパフォーマンスをご観覧
NEWSポストセブン
維新に新たな公金還流疑惑(左から吉村洋文・代表、藤田文武・共同代表/時事通信フォト)
【スクープ!新たな公金還流疑惑】藤田文武・共同代表ほか「維新の会」議員が党広報局長の“身内のデザイン会社”に約948万円を支出、うち約310万円が公金 党本部は「還流にはあたらない」
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《ほっそりスタイルに》“ラブホ通い詰め”報道の前橋・小川晶市長のSNSに“異変”…支援団体幹部は「俺はこれから逆襲すべきだと思ってる」
NEWSポストセブン
東京・国立駅
《積水10億円解体マンションがついに更地に》現場責任者が“涙ながらの謝罪行脚” 解体の裏側と住民たちの本音「いつできるんだろうね」と楽しみにしていたくらい
NEWSポストセブン
今季のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に満票で選出され史上初の快挙を成し遂げた大谷翔平、妻の真美子さん(時事通信フォト)
《なぜ真美子さんにキスしないのか》大谷翔平、MVP受賞の瞬間に見せた動きに海外ファンが違和感を持つ理由【海外メディアが指摘】
NEWSポストセブン
柄本時生と前妻・入来茉里(左/公式YouTubeチャンネルより、右/Instagramより)
《さとうほなみと再婚》前妻・入来茉里は離婚後に卵子凍結を公表…柄本時生の活躍の裏で抱えていた“複雑な感情” 久々のグラビア挑戦の背景
NEWSポストセブン