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コロナで医療崩壊危機 命に直結の病気なのに受診できぬ事態

受診を断られることも?

 ついに日本でも新型コロナウイルスの感染者・死者が急増し始めた。「緊急事態宣言発令」の可能性も囁かれるなかで、警戒はかつてなく高まっている。しかし医療機関では「コロナ感染」よりも恐ろしい事態が起こり始めている──ベッドや人工呼吸器の不足などで、「後回しにされる患者」が出てくるのだ

 都内在住の男性A氏(55)は、3週間ほど前から片頭痛のような鈍い頭痛と軽いめまいに悩まされていた。

 A氏は定期健診で、動脈硬化の原因であるLDLコレステロール値が高いとの結果が出ていたため、「もしかして脳梗塞かも……」と不安になり、診察・検査をしてもらうために近所にある脳神経外科クリニックを予約した。

 3月末に病院を訪れ、受付の女性に保険証を手渡したA氏は、受付カウンターで1枚の文書を提示された。そこにはこんなチェック項目が並んでいた。

「37度5分の熱が続いている」
「咳や痰が出る」
「倦怠感がある」
「2週間以内に海外への渡航歴がある」
「職場/家族に発熱している者や感染者がいる」

 A氏が振り返る。

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