ライフ

カラオケでなぜ音を外すのか? 最大の要因はカッコつけ

オバ記者がカラオケ100点おじさんに弟子入り!

“オバ記者”ことライターの野原広子(62才)が、編集M(50代)とともに、憧れの先生「カラオケ100点おじさん」ことシンガーソングライターの佐々木淳平さん(39才)に弟子入りした。

 入門した2人はまずは現在の実力で熱唱!オバが歌ったのは十八番、松田聖子の名曲、『赤いスイートピー』。オバにしては高得点の82.698点で全国平均をちょい上回った。Mは、柏原芳恵の『春なのに』で、85.261点。 2人とも佐々木さんの指導を受けると、オバが2.884点、編集Mが6.565点上げることに成功。

見事100点を出した佐々木淳平さん

  オバ記者が今回のカラオケ取材を振り返った。

 * * *

 言ったらナンだけど、自分の耳は確かだ思っていた。

 だからオペラを聴きに行けば、「音は正確だけど、それだけ。ちっとも響かない。まあ、並よね」と、まあ、偉そうに。

 それでもふと、わが身を振り返ることはあって、人前で歌を歌うのが年々、いやになっちゃった。よい耳を持っているはずの私が、なぜ音を外す? 声が出ない? 

 その答えが本日解明したの。最大の問題点は、妙なタメ歌い。歌ヘタをカバーしようとカッコつけていたのよね。

 その結果、途中で歌い遅れ、慌てて追いつこうとして音を外す。息継ぎは滅茶苦茶。苦しい。声が出ない。ああ、もうダメだ。

 ええい、こうなったらアクションでごまかしちまえ! とても歌の話とは思えないわよ。私のダメダメな性格、そのものじゃないの。

「それ言うなら私の歌の致命傷は、抑揚のなさ。思えば一本調子な半生そのものよ。わ~ん(泣)」

 編集Mちゃんと、しばしお嘆きタイム。と、愚痴っていたって、カラオケの点数は1点だって上がるもんじゃない。気を取り直して淳平先生から教わった、歌う前のストレッチ。「ぶ~、ぶ~、ぶ~」。

 唇を震わせる自主トレをしよっと。60の手習いはまだまだ発展途上中。

撮影/森浩司

※女性セブン2020年4月16日号

関連記事

トピックス

和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン
『徹子の部屋』に月そ出演した藤井風(右・Xより)
《急接近》黒柳徹子が歌手・藤井風を招待した“行きつけ高級イタリアン”「40年交際したフランス人ピアニストとの共通点」
NEWSポストセブン
高校時代の青木被告(集合写真)
《長野立てこもり4人殺害事件初公判》「部屋に盗聴器が仕掛けられ、いつでも悪口が聞こえてくる……」被告が語っていた事件前の“妄想”と父親の“悔恨”
NEWSポストセブン
世界的アスリートを狙った強盗事件が相次いでいる(時事通信フォト)
《イチロー氏も自宅侵入被害、弓子夫人が危機一髪》妻の真美子さんを強盗から守りたい…「自宅で撮った写真」に見える大谷翔平の“徹底的な”SNS危機管理と自宅警備体制
NEWSポストセブン
鳥取県を訪問された佳子さま(2025年9月13日、撮影/JMPA)
佳子さま、鳥取県ご訪問でピンクコーデをご披露 2000円の「七宝焼イヤリング」からうかがえる“お気持ち”
NEWSポストセブン
長崎県へ訪問された天皇ご一家(2025年9月12日、撮影/JMPA)
《長崎ご訪問》雅子さまと愛子さまの“母娘リンクコーデ” パイピングジャケットやペールブルーのセットアップに共通点もおふたりが見せた着こなしの“違い”
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《坂口健太郎との熱愛過去》25歳の永野芽郁が男性の共演者を“お兄ちゃん”と呼んできたリアルな事情
NEWSポストセブン
ウクライナ出身の女性イリーナ・ザルツカさん(23)がナイフで切りつけられて亡くなった(Instagramより)
《監視カメラが捉えた残忍な犯行》「刺された後、手で顔を覆い倒れた」戦火から逃れたウクライナ女性(23)米・無差別刺殺事件、トランプ大統領は「死刑以外の選択肢はない」
NEWSポストセブン
国民に笑いを届け続けた稀代のコント師・志村けんさん(共同通信)
《恋人との密会や空き巣被害も》「売物件」となった志村けんさんの3億円豪邸…高級時計や指輪、トロフィーは無造作に置かれていたのに「金庫にあった大切なモノ」
NEWSポストセブン
年下の新恋人ができたという女優の遠野なぎこ
《部屋のカーテンはそのまま》女優・遠野なぎこさん急死から2カ月、生前愛用していた携帯電話に連絡すると…「ポストに届き続ける郵便物」自宅マンションの現在
NEWSポストセブン
背中にびっしりとタトゥーが施された犬が中国で物議に(FB,REDより)
《犬の背中にびっしりと龍のタトゥー》中国で“タトゥー犬”が大炎上、飼い主は「麻酔なしで彫った」「こいつは痛みを感じないんだよ」と豪語
NEWSポストセブン
(インスタグラムより)
《“1日で100人と寝る”チャレンジで物議》イギリス人インフルエンサー女性(24)の両親が現地メディアで涙の激白「育て方を間違ったんじゃないか」
NEWSポストセブン