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2020.04.28 16:00  NEWSポストセブン

コロナ禍で考えてみた「トロッコ問題」 4人の賢者の答え

古谷経衡氏

●愛国者・古谷経衡氏の答え
(1982年生まれ。評論家。座右の銘は「常在戦場」。基本スタンスは「自由主義者かつ愛国者」。近著に『愛国商売』『愛国奴』)

 1人殺すより5人殺す方が嫌だとかよく言うけれど、1人でも5人でも命は命、5人より1人の方が死人が少なくていいという考え方は納得できない。1人が犠牲になったことで5人の命を救ったというのは、アングロサクソン的なものの考え方で、日本人には馴染まないと思う。アメリカの原爆投下の考え方がまさにそれで、広島、長崎に原爆を落とすことで戦争を早く止めて、結果多くの人の命が助かったという理屈。でも、日本人だったら納得なんてできないのではないか。だから、漫画の設定の場合、僕の答えは、何もしない(250人のために3人を犠牲にしない)。

しなこ氏【写真:(c)VAZ INC. (c)Teppei Shiotani(t.cube)】

●人気ユーチューバー・しなこ氏の答え
(1996年生まれ。YouTuber(登録者16万人超)、TikToker(フォロワー70万人超)。中高生に大ヒットのグッズを続々プロデュース)

 自分が通りすがりだったら、関わりたくないし、実際その場に居合わせたら行動できないと思う(漫画の設定だとクレーンを動かすことはできない)。でももし本来のトロッコ問題で自分がトロッコに乗っていたら、少数を犠牲にして多数を助ける選択をすると思う。大学では心理学を学んだが、「最大多数の最大幸福」という功利主義的な考え方をするのではないだろうか。ただ、どちらかに知人や友人がいたら、そちらを救う。自分にとっては知っている人かどうか、大切な人かどうかがかなり選択を左右すると思う。

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