国立がん研究センター・がん対策情報センター長・若尾文彦さんに、「危ないウェブサイト」を見分けるポイントを取材した結果、
【1】断定的、誇張した表現がある(例:100%完治、末期がんからの生還、どんな部位のがんにも効く)
【2】惹きつけるワードがある(例:副作用がなく体に優しい、再発・転移でも諦めないがん治療)
【3】患者の体験談、症例画像を掲載
といった点が挙がりました。「がんフェイク情報」に騙されないために、患者自身が十分に注意を払う必要があるのです。
※岩澤倫彦・著『やってはいけない がん治療』(世界文化社)より一部抜粋