相撲協会では力士たちを“軟禁状態”にすれば、他の部屋への影響はないと考えたのかもしれないが、前出の若手親方は「かなりのリスクが伴う」と話す。
「白鷹山もそうですが、年齢に関係なく(コロナ感染で重症化しやすい)糖尿病や高血圧の持病がある親方や力士が多い。“感染が沈静化するまで、息子を実家に戻してもらえないか”と求める親御さんもいる」
夏場所の番付発表後、新大関の朝乃山(26)は「四股やすり足などの基礎運動と筋トレで体づくりをしているが、稽古時間以外は部屋の個室に引きこもる生活が続いている」と近況を話したが、果たして夏場所は開催されるのだろうか。