ライフ

コロナ不倫男 「消毒液を持参し、ベッドには除菌スプレー」

外出自粛でも会いたい気持ちは募る

 たださえ“いけない関係”の不倫カップルは、コロナ騒動でどうしているのか。いけないことだとはわかっているけれど、どうしても会いたい──そんな思いを明かすのは、商社勤務のアユミさん(40)だ。

「“STAY HOME”と家族でおこもり生活を楽しむ情報ばかり溢れて、1人暮らしの私は取り残された気分でした。仕事帰りにマスクや食品が買えなくて、とにかく精神的にいっぱいいっぱいだったんです。

 彼に会ってしまったら感染するかもしれないという怖さはあったけど、それ以上にこれからもっと会えなくなるかもしれないから、“会いたい。今じゃなきゃ嫌”って爆発したんです。こんなことで切れるようなチープな関係じゃないって意地になったところはあるけれど、彼も同じ気持ちでほっとしました」

 同じ会社の上司でもある彼とは、なるべく公共交通機関を利用しないで済むように会社近くのシティホテルで会うようにしているという。

「ラブホ街に行ったら同じようなカップルで混んでいたんです。それで調べたら普段は1泊3万円するシティホテルが1万円ちょっとで入れたり、デイユースもやっているんです。シティホテルなら別々に入れますし、目撃されてもラウンジの利用だと言い訳もできます」

 アユミさんと彼は、ホテルの部屋で待ち合わせして、ホテルのレストランでテイクアウトした食事を取る。

「部屋で一緒に食事をしてゆっくりテレビを見るだけでも安心感が違うんです。彼から感染することは覚悟していますが、他から感染したら本当に会えなくなってしまうので、移動や他の人に接する時などは最大限気を付けるようになりました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

炊き出しボランティアのほとんどは、真面目な運営なのだが……(写真提供/イメージマート)
「昔はやんちゃだった」グループによる炊き出しボランティアに紛れ込む”不届きな輩たち” 一部で強引な資金調達を行う者や貧困ビジネスに誘うリクルーターも
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン