ライフ

とにかく楽に作れる冷凍食品 羽根つき餃子、塩味枝豆など

冷凍でも本格的

 家から出る機会がめっきり減った巣ごもり生活が続く今だからこそ、旨い飯が食いたい。そんなときに役立つのが「冷凍食品」だ。冷食の取材に携わって38年の“冷食おばさん”こと冷凍食品ジャーナリストの山本純子氏がすすめる“絶品冷食”を表にまとめた。最近は従来のようにいわゆる「弁当向け」や「子供向け」だけではない。それ以外にも注目の冷食はある。

「冷食の進化はまさに日進月歩。流水解凍でプルッとした冷やし餃子が完成する『大阪王将 冷し餃子』(イートアンド)も驚きの商品ですが、同じ大阪王将ブランドの羽根つき餃子(イートアンド)は、油いらず、水いらずに加えて、2018年秋から“フタいらず”になりました。フライパンに並べて火をつけるだけ。フタをする必要がないので、羽根のつき具合を見ながら待てばいい。ホットプレートでも、焼肉をしている隣で、じゃんじゃん焼けます。

 冷凍めんでは讃岐麺一番 肉ぶっかけうどん 大盛り(テーブルマーク)もいい。カトキチ・ブランドのコシのある美味しいさぬきうどんに、甘辛く味付けた牛バラ肉は柔らかくてとてもジューシー。370gあるので、男性でも十分満足できるボリュームです」(山本氏)

 コンビニ各社も、それぞれが独自に冷凍食品を開発し、競い合っている。

「セブン-イレブンでは『おかづまみ』をコンセプトに、おかずにもつまみにもなる商品群を揃えています。アルコール類を1缶と冷食1パックを買って、500円のワンコインで済むのが特徴です。

 ファミリーマートでは『お母さん食堂』ブランドを展開し、家庭の味を前面に出している。例えばレンジで塩味枝豆は素材の選別が良く味付けの具合も秀逸、しかも値段は108円。両社ともに、トレイや袋に入ったまま温められて皿要らずな商品が多いので、洗い物が増えないのも楽です」(同前)

冷食おばさんおすすめ 絶品「おうち冷食グルメ」

◆撮影/岩本 朗

※週刊ポスト2020年5月22・29日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

電撃引退を発表した西内まりや(時事通信)
電撃引退の西内まりや、直前の「地上波復帰CMオファー」も断っていた…「身内のトラブル」で身を引いた「強烈な覚悟」
NEWSポストセブン
女性2人組によるYouTubeチャンネル「びっちちゃん。」
《2人組YouTuber「びっちちゃん。」インタビュー》経験人数800人超え&100人超えでも“病まない”ワケ「依存心がないのって、たぶん自分のことが好きだから」
NEWSポストセブン
悠仁さまの大学進学で複雑な心境の紀子さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、大学進学で変化する“親子の距離” 秋篠宮ご夫妻は筑波大学入学式を欠席、「9月の成年式を節目に子離れしなくては…」紀子さまは複雑な心境か
女性セブン
ニューヨークのエンパイヤ・ステイトビルの土産店で購入したゴリラのぬいぐるみ「ゴンちゃん」は、公演旅行に必ず連れて行く相棒
【密着インタビュー】仲代達矢・92歳、異色の反戦劇を再々演「これが引退の芝居だと思ってもいないし、思いたくもないんです」 役者一筋73年の思い
週刊ポスト
品川区にある碑文谷一家本部。ドアの側に掲示スペースがある
有名ヤクザ組織が再び“義憤文”「ストーカーを撲滅する覚悟」張り出した理由を直撃すると… 半年前には「闇バイト強盗に断固たる処置」で話題に
NEWSポストセブン
現在は5人がそれぞれの道を歩んでいる(撮影/小澤正朗)
《再集結で再注目》CHA-CHAが男性アイドル史に残した“もうひとつの伝説”「お笑いができるアイドル」の先駆者だった
NEWSポストセブン
『THE SECOND』総合演出の日置祐貴氏(撮影/山口京和)
【漫才賞レースTHE SECOND】第3回大会はフジテレビ問題の逆境で「開催中止の可能性もゼロではないと思っていた」 番組の総合演出が語る苦悩と番組への思い
NEWSポストセブン
永野芽郁の不倫騒動の行方は…
《『キャスター』打ち上げ、永野芽郁が参加》写真と動画撮影NGの厳戒態勢 田中圭との不倫騒動のなかで“決め込んだ覚悟”見せる
NEWSポストセブン
電撃の芸能界引退を発表した西内まりや(時事通信)
《西内まりやが電撃引退》身内にトラブルが発覚…モデルを務める姉のSNSに“不穏な異変”「一緒に映っている写真が…」
NEWSポストセブン
入院された上皇さまの付き添いをする美智子さま(2024年3月、長野県軽井沢町。撮影/JMPA)
美智子さま、入院された上皇さまのために連日300分近い長時間の付き添い 並大抵ではない“支える”という一念、雅子さまへと受け継がれる“一途な愛”
女性セブン
交際が伝えられていた元乃木坂46・白石麻衣(32)とtimelesz・菊池風磨(30)
《“結婚は5年封印”受け入れる献身》白石麻衣、菊池風磨の自宅マンションに「黒ずくめ変装」の通い愛、「子供好き」な本人が胸に秘めた思い
NEWSポストセブン
母の日に家族写真を公開した大谷翔平(写真/共同通信社)
《長女誕生から1か月》大谷翔平夫人・真美子さん、“伝説の家政婦”タサン志麻さんの食事・育児メソッドに傾倒 長女のお披露目は夏のオールスターゲームか 
女性セブン