スポーツ

前田健太「現役だから発信すべき」プロ/アマの壁壊すYouTube

YouTubeデビュー(今年2月25日)の動画はフロリダキャンプ時に借りていた家で収録(写真提供/前田健太選手)

 いま、トップアスリートたちが次々とYouTubeチャンネルを開設している。コロナ禍で、練習がままならない中でも、自宅でできるトレーニングやプライベートな一面を披露。画面から語りかけるその姿に、ファンとの距離が縮まっている。

◆アスリート本人が技術指導

 アスリートによるYouTubeが注目を浴びるのは、その身近さ。世界で活躍するアスリートたちが画面から語りかけ、自らのトレーニング方法や技術を事細かに解説する動画を公開している。

 日本人初の100m9秒台を記録した陸上の桐生祥秀選手(24才)は、ツイッターなどで【#教えて桐生選手】と題して動画付きで送られてきた走りの悩みに対して直々にアドバイス。彼を指導する土江寛裕コーチ(45才)と小島茂之コーチ(40才)と共にスタートの姿勢や力の入れ具合などを懇切丁寧に指摘している。

 桐生選手自らのスタートの姿勢も見せながら、アドバイスを送るので、「わかりやすい」「これマジで金払うレベルで羨ましい笑」などと絶賛する声が寄せられている。

『桐生祥秀/YOSHIHIDE KIRYU Channel 』

◆本人直伝のマエケン体操に待ってました!の声続出

 マエケンの愛称で親しまれる日本人メジャーリーガー、ミネソタ・ツインズの前田健太投手(32才)は、今年2月20日に開設。始めたきっかけとして、「スポーツ界に貢献したい思いがずっとあったから」と前田投手本人が語る。

「子供の頃から野球を始め、いろんなかたのおかげで現在の自分があるのですが、どうしても野球の場合、プロとアマチュアの壁があります。ぼくが直接、高校生以上のアマチュア選手に指導する機会は持てません。

 そんな中、野球が好きな子供たちや彼らを指導するかたがた、親御さんら、そして声援を送ってくださる皆さんのために何かできないかと考えたとき、YouTubeを使えばできることがあるかもしれない。現役であるからこそ発信できることがある、むしろ発信すべきなのではないかと思ったのです」(前田投手・以下同)

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン