「僕が法政大にいた時代は、東大に負けるとえらいシゴかれました(笑い)。それが当たり前の時代だった。トレーニング方法も少なく、走り込みが今より重視されていましたからね。
野球をするうえで、必要な練習の“絶対量”はあると思います。それを懲罰として強制的に走らされるのか、納得して自分のために走るのか。若い選手には、そうした意識やプロとしての自覚は大切だと認識してもらいたい。もっとも、阿部が現役時代に走っていたイメージがないから説得力がない(苦笑)」
隗より始めよ、か。
※週刊ポスト2020年6月5日号