ライフ

室内でのコロナ対策 ドア近くがより安全、換気は2つの窓で

コロナの脅威を遠ざけるために気を付け続けるべきことは

 緊急事態宣言が解除されたからといって、安全なわけではない。これからは、新型コロナウイルスへ感染するかもしれないということを想定したうえで、しっかりと対策をしていかなければならない。では、部屋やレストランなどの屋内でどう気をつけるべきか。クリスタル医科歯科クリニック内科院長の中島由美さんはこう話す。

「まず注意すべきは座る位置です。空気の入れ換えのできる窓やドアの近くがより安全です」

 咳やくしゃみが出るなどの症状があったり、熱や倦怠感があるなどの体調不良の人は、とにかく「風下」に座るべきだ。重症化リスクの高い高齢者や持病のある人には「風上」の席を用意したい。

 米ボストン在住の内科医・大西睦子さんは「トイレは要注意」と指摘する。

「中国・武漢の2つの病院を調べた研究では、換気されていないトイレの空気から最も高濃度のウイルスが検出されました。換気の悪い密室ほど空気中のウイルス濃度が高くなるので危険です」

 WHOの調査報告書によると、ウイルス感染は主に家族間で発生している。感染しても無症状というケースも多く、感染防止のためには自宅の換気も重要になる。

 専門家によると、【1】すでにある24時間換気システムを正しく使う、【2】窓を開けて空気の通り道を作る、【3】台所の換気扇を利用する、という3つの方法を上手に組み合わせて、効率的に換気を行うことが望ましいという。

 なかでもポイントは「2か所の窓を開けること」だ。

関連記事

トピックス

およそ揉め事を起こしそうにない普通の人たちがカスハラの主役になっている(写真提供/イメージマート)
《”店員なんて赤の他人”的な行為が横行》条例施行から2か月、減らないカスハラの実態 都内のコンビニ店員が告白「現役世代のサラリーマンが…」品出し中に激突、年齢確認にブチ切れ、箸に”要らねえよ”
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットの幸せな日々》小室眞子さんは「コーヒー1杯470円」“インスタ映え”カフェでマカロンをたびたび購入 “小室圭さんの年収4000万円”でも堅実なライフスタイル
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
常盤貴子が明かす「芝居」と「暮らし」の幸福
【常盤貴子インタビュー】50代のテーマは「即興力」 心の声に正直に、お芝居でも日々の暮らしでも軽やかに生きる自分でありたい
週刊ポスト
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
ホストにハマったAさんが告白する“1000万円シャンパンタワーの悪夢”「ホテルの部屋で殴る蹴るに加え、首を絞められ、髪の毛を抜かれ…」《深刻化する売掛トラブル》
NEWSポストセブン
西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン
大谷夫妻の第1子誕生から1ヶ月(AFP=時事)
《母乳かミルクか論争》大谷翔平の妻・真美子さんが直面か 日本よりも過敏なロスの根強い“母乳信仰”
NEWSポストセブン
麻薬の「運び屋」として利用されていたネコが保護された(時事通信フォト)
“麻薬を運ぶネコ” 刑務所の塀の上で保護 胴体にマリファナとコカインが巻きつけられ…囚人に“差し入れ”するところだった《中米・コスタリカ》
NEWSポストセブン
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
〈ちゅーしたら魔法かかるかも?〉被害女性が告白する有名ホストクラブの“恐ろしい色恋営業”【行政処分の対象となった悪質ホストの手練手管とは】
NEWSポストセブン
公務のたびにファッションが注目される雅子さま(撮影/JMPA)
《ジャケットから着物まで》皇后雅子さまのすべての装いに“雅子さまらしさ“がある理由  「ブルー」や小物使い、パンツルックに見るファッションセンス
NEWSポストセブン