芸能

EXITりんたろー。と小島よしおのYouTubeチャンネルに高評価

YouTubeが高評価の小島よしお

 緊急事態宣言中、テレビ番組の撮影は軒並み延期、その代わりに、YouTubeチャンネルを開設する芸能人が続出した。チャンネル数は激増、内容も玉石混淆の芸能人チャンネルを、コラムニストの今井舞さんが斬る。

 * * *
 エンターテインメントの王道を行くはずのお笑い芸人たちは、本業の反動からか、意外とお役立ち系が多い印象。あまり動画を見ない私が最近影響を受けてしまったのは、EXITのりんたろー。(34才)。

 なんと外出自粛のリモートワーク間に、自炊で12kg減量に成功。その毎日の料理の様子がアップされている動画が話題だと聞き、「飯だけでそんなにやせるかぁ?」と半信半疑で見始めたのですが…。

 とにかく野菜中心。味つけはすぐ手に入る調味料で、味見しながら適当に。肉類などのたんぱく質は摂るが、炭水化物はほぼなし。

 それでもお腹がいっぱいになるくらい量はたっぷり。難しくないレシピで並行して何品かを作っていく。素人感全開で、調理中にほかの料理がコゲたりするんですが、気にせずサクッと1食分が完成。速水もこみち(35才)のようなこなれ感は皆無で、清潔感にも少々欠けるグチャッとした作り方ですが、「毎日自分で作るならこのレベルだな」と、料理があまり好きじゃない人の身の丈にドンピシャ来る感じ。

 一見ガサツに見えて、ささみの筋を除いたり、酒や片栗粉で下味をつけて臭みを取ったりと、要点はしっかり押さえてあり、どれも結構おいしそう。

 何より調理中の彼が楽しそうで、どうしても料理作りに食指が動かないときでも、「あんな感じでいいんだ」とハードルが下がり、外食やテイクアウトに流される機会が減るという効果が。いや、まだやせてないけど。イメトレとしてぜひ。

芸能人YouTuberの辛口採点表

 YouTubeでも己の道を貫き続ける小島よしお(39才)は、独自の教育動画で人気に。早稲田大学教育学部卒業の頭脳と、体を張った芸風の融合で、とにかく「子供にウケる」勉強法を伝授。股間に分度器をあてがい、足を開いて角度を教えるなど、母親が思わず眉をしかめるような、ドリフ的境地から教えを繰り出してきます。

 ユーモラスな動きと、子供好きする下ネタの配置の妙で、子供まっしぐら。実は教育の専門家がしっかり監修しているので、食いついた後は、楽しみながらいつのまにか正しい知識が頭に。

 しかしどんなに秀逸でも、決してEテレでは放送できない内容は、まさにYouTubeにうってつけ。意外と海外進出したりするかも。

※女性セブン2020年6月18日号

関連記事

トピックス

オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト
公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
初代優勝者がつくったカクテル『鳳鳴(ほうめい)』。SUNTORY WORLD WHISKY「碧Ao」(右)をベースに日本の春を象徴する桜を使用したリキュール「KANADE〈奏〉桜」などが使われている
《“バーテンダーNo.1”が決まる》『サントリー ザ・バーテンダーアワード2025』に込められた未来へ続く「洋酒文化伝承」にかける思い
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
立花孝志容疑者(左)と斎藤元彦・兵庫県知事(写真/共同通信社)
【N党党首・立花孝志容疑者が逮捕】斎藤元彦・兵庫県知事“2馬力選挙”の責任の行方は? PR会社は嫌疑不十分で不起訴 「県議会が追及に動くのは難しい」の見方も
週刊ポスト
超音波スカルプケアデバイスの「ソノリプロ」。強気の「90日間返金保証」の秘密とは──
超音波スカルプケアデバイス「ソノリプロ」開発者が明かす強気の「90日間全額返金保証」をつけられる理由とは《頭皮の気になる部分をケア》
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン