「私はまだ現役でアナウンサー業や会社のプロデュース業をやっているので、お中元・お歳暮などは続けています。ただ、相手方はそうとは限りません。
企業の役員などこれまでお付き合いのあった年上の方々から“虚礼廃止”のお知らせが来ることが増えています。
今年は王貞治さん(80・福岡ソフトバンクホークス会長)から、“傘寿を機にお中元やお歳暮、年賀状などを遠慮したい”というご主旨のお手紙をいただきました。コロナと関係があるかどうかは存じ上げませんが、この状況が多くの人にとって“不要な付き合い”と“本当に大事な付き合い”を考えるいい機会になっているのだと感じましたね」
※週刊ポスト2020年7月24日号