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2020.08.01 16:00  週刊ポスト

壇蜜、明治の戦時光景を描いた洋画を見て「圧倒的な臨場感」

鹿子木孟郎の『日露役奉天戦』

山下:この絵を描いた鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)もまたヨーロッパへ留学して本格的な油絵を学んでいる。人物のデッサンといい、空間の捉え方といい、抜群にうまいですね。

壇蜜:奉納者に「南満州鉄道株式会社」とあります。

山下:奉納者は制作資金の提供者。紙幣と金・銀を交換する兌換制度を題材にした絵の奉納者が日本銀行であるなど、歴史的背景と奉納者の関連を辿ってみるのも壁画鑑賞の奥深さです。

【プロフィール】
◆やました・ゆうじ/1958年生まれ。明治学院大学教授。美術史家。『日本美術全集』(全20巻、小学館刊)監修を務める、日本美術応援団長。
◆だん・みつ/1980年生まれ。タレント。グラビア、執筆、芝居、バラエティほか幅広く活躍。近著に『結婚してみることにした。壇蜜ダイアリー2』(文藝春秋刊)。

●明治神宮外苑 聖徳記念絵画館
【開館時間】通常:9時~17時(最終入館16時30分。※当面の間16時閉館、最終入館15時30分に短縮)【休館日】年中無休(臨時休館あり)【入館料】施設維持協力金500円【住所】東京都新宿区霞ヶ丘町1-1 ※国の重要文化財指定

撮影■太田真三、取材・文/渡部美也

※週刊ポスト2020年7月31日・8月7日号

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