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2020.08.01 16:00  女性セブン

夜間中学の生徒 20~39才は30.2%、60才以上は27%

妻(右)の西畑皎子さんは泣き笑いしながらラブレターを受け取ったという(写真提供/西畑保さん)

 夫が定年になり、末娘が高校を卒業したタイミングで、「よし! いまや!!」と近所の天満中学校夜間学級に通うことを決めた。2006年春、63才で入学した夜間中学では、新たな発見の連続だった。

「100人以上の生徒の多くは在日のかたでしたが、私のように中学を卒業できなかった日本人も20名弱いました。英語や、数学の因数分解やルートを習うのが本当にうれしくて楽しかった。でも同時に『私には時間がない。もっと学びたい』との思いが強くなり、夜間学級を1年で卒業して、定時制高校に入りました」(田村さん)

 学ぶことの喜びを知った田村さんはその後、導かれるように大学まで進学し、71才で大学を見事卒業。卒業制作を『七十二歳の卒業制作~学ぶこと、書くこと、生きること』(福音館書店)という本にまとめて出版するという、得がたい経験もした。

「学ぶのは63才まで待たされたけれど、“その果てに、こんなに素敵なことが待っていたんだ”と思って最後の最後で納得しました」(田村さん)

 本誌『女性セブン』が6月25日発売号で特集した「妻にラブレターを綴った84才の中学生」こと奈良市に住む西畑保さん(84才)も、幼い頃から家計を助けるため働き詰めで、小学2年生の途中から学校に通えなかった。

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