華やかな共演者というのも嫉妬の対象になると聞きました。ドラマではなく映画となれば、メインのふたりがPRで全国を回ることになります。よほどできた彼女、彼氏でなければ「そんなの耐えられない」という想いになるでしょう。自分は会えないのに、なんで会えてるの? 仲よくしてるの? というワケです。
こうした誤解やすれ違いが芸能人同士のカップルなら少ないでしょうし、よほどの格差カップルでもない限り、これも「リスクは同じ」。
結局、離婚されてしまいましたが、今年1月から別居をしていた杏サン(34才)が、どれだけ自身が傷ついても多くを語らなかったのは、東出昌大サン(32才)が主演ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日系)を抱えていたから。3月に離婚を決めていたのに発表を8月までズレこませたのは映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』のPRが一段落したから。こうした思いやりも芸能人同士ならではのことでしょうね。
そしてここ数年、「リスクが同じ」婚が、とても増えているのです。
直近では、瀬戸康史サン(32才)と山本美月サン(29才)です。『パーフェクトワールド』(2019年4月期・フジテレビ系)で共演したおふたりは、ドラマでは結ばれなかったものの、プライベートでは交際をスタート。トントン拍子で先頃ゴールインなさいました。
真っ白なスーツに身を包み、ポーズをキメたツーショット写真をご覧になりましたか? なんとバランスがとれていることか。これぞ「リスクが同じ」婚の象徴と言えましょう。
同じく、『好きな人がいること』(2016年・同)内では結ばれなかったもののゴールインした三浦翔平サン(32才)と桐谷美玲サン(30才)にも同じにおいを感じます。実は三浦サンには、それより前、別の女優さんとの破局があったと聞きますが、芸能人同士なので、変なトラブルに発展することもありませんでした。「リスクが同じ」、ある意味、対等な関係だったからでしょう。