芸能

渡哲也さんに贈られた百恵さんのマイク 三浦友和が真相語る

引退コンサートで白いマイクを握る山口百恵さん(1980年10月)

 今年7月に肺炎のため亡くなった渡哲也さん(享年78)。昭和の伝説的な歌手・山口百恵さん(61才)との、知られざるエピソードがある――。

《もう私には必要ありませんが、渡さんがいつかステージで歌われるとき、どうか使ってください…》

 1980年10月、百恵さんは日本武道館の引退コンサートで『さよならの向う側』を歌い終え、ゆっくりとステージ中央に白いマイクを置いた。

 翌1981年のクリスマス。百恵さんは夫の三浦友和(68才)と渡さんの家を訪れ、冒頭の言葉を記した手紙とともに、その白いマイクを贈ったという。石原プロ関係者が言う。

「しばらく石原裕次郎記念館(北海道小樽市)に飾られましたが、百恵さんの周辺から“私的なプレゼントなので展示は控えてほしい”と伝えられ、渡さんの手元に戻ってきたそうです」

 一方で、「白いマイクは三浦家にずっとあった」という説もある。

「長男の三浦祐太朗(36才)が2019年7月、『金スマ』(TBS系)に出演した際、マイクはリビングのショーケースに入っていて、それで歌真似をして遊んでいたと話しました。貴重なものにもかかわらず、特に叱られなかったそうです。その価値に気づいたのは思春期に入ってからだと語り、笑いを取っていました」(テレビ局関係者)

 伝説のマイクの行方を知る三浦友和にどちらが真相か尋ねると、「両方とも存在しているんです」と意外な答えが。

「実は、コンサート当日に使ったマイクは何本かあるんです。基本はすべて自宅で保管していますが、唯一、渡さんだけにその中の1本をお渡しさせていただきました。『西部警察』で初めて共演する前から、私たち夫婦は渡さんのファンでしたから」

関連記事

トピックス

還暦を過ぎて息子が誕生した船越英一郎
《ベビーカーで3ショットのパパ姿》船越英一郎の再婚相手・23歳年下の松下萌子が1歳の子ども授かるも「指輪も見せず結婚に沈黙貫いた事情」
NEWSポストセブン
ここ数日、X(旧Twitter)で下着ディズニー」という言葉波紋を呼んでいる
《白シャツも脱いで胸元あらわに》グラビア活動女性の「下着ディズニー」投稿が物議…オリエンタルランドが回答「個別の事象についてお答えしておりません」「公序良俗に反するような服装の場合は入園をお断り」
NEWSポストセブン
志穂美悦子さん
《事実上の別居状態》長渕剛が40歳年下美女と接近も「離婚しない」妻・志穂美悦子の“揺るぎない覚悟と肉体”「パンパンな上腕二頭筋に鋼のような腹筋」「強靭な肉体に健全な精神」 
NEWSポストセブン
「ビッグダディ」こと林下清志さん(60)
《還暦で正社員として転職》ビッグダディがビル清掃バイトを8月末で退職、林下家5人目のコンビニ店員に転身「9月から次男と期間限定同居」のさすらい人生
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を訪問された佳子さま(2025年8月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《日帰り弾丸旅行を満喫》佳子さま、大阪・関西万博を初訪問 輪島塗の地球儀をご覧になった際には被災した職人に気遣われる場面も 
女性セブン
鷲谷は田中のメジャーでの活躍を目の当たりにして、自身もメジャー挑戦を決意した
【日米通算200勝に王手】巨人・田中将大より“一足先にメジャー挑戦”した駒大苫小牧の同級生が贈るエール「やっぱり将大はすごいです。孤高の存在です」
NEWSポストセブン
侵入したクマ
《都内を襲うクマ被害》「筋肉が凄い、犬と全然違う」駐車場で目撃した“疾走する熊の恐怖”、行政は「檻を2基設置、駆除などを視野に対応」
NEWSポストセブン
山田和利・裕貴父子
山田裕貴の父、元中日・山田和利さんが死去 元同僚が明かす「息子のことを周囲に自慢して回らなかった理由」 口数が少なく「真面目で群れない人だった」の人物評
NEWSポストセブン
8月27日早朝、谷本将志容疑者の居室で家宅捜索が行われた(右:共同通信)
《4畳半の居室に“2柱の位牌”》「300万円の自己破産を手伝った」谷本将司容疑者の勤務先社長が明かしていた“不可解な素顔”「飲みに行っても1次会で帰るタイプ」
NEWSポストセブン
国内未承認の危険ドラッグ「エトミデート」が沖縄で蔓延している(時事通信フォト/TikTokより)
《沖縄で広がる“ゾンビタバコ”》「うつろな目、手足は痙攣し、奇声を上げ…」指定薬物「エトミデート」が若者に蔓延する深刻な実態「バイ(売買)の話が不良連中に回っていた」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
【美しい!と称賛】佳子さま “3着目のドットワンピ”に絶賛の声 モード誌スタイリストが解説「セブンティーズな着こなしで、万博と皇室の“歴史”を表現されたのでは」
NEWSポストセブン
騒動から2ヶ月が経ったが…(時事通信フォト)
《正直、ショックだよ》国分太一のコンプラ違反でTOKIO解散に長瀬智也が漏らしていたリアルな“本音”
NEWSポストセブン