芸能

救急搬送された加山雄三 「卒婚」した妻は同居を前提に帰国

卒婚した妻と同居中という加山雄三

 8月29日夜、誤嚥を起こして嘔吐するなどして救急搬送された加山雄三(83才)。その後、軽度の小脳出血を起こしていたことがわかった。現在、容体は安定しているというが、引き続き治療を受ける必要があり、当面、芸能活動を休止するという。

 関係者らが体調以外にも心配していたことがある。それは、加山のプライベートだ。加山は、長年連れ添った妻と2014年に“卒婚宣言”をしている。妻で元女優の松本めぐみさん(73才)は、1年の半分以上をアメリカ・ニューヨークで暮らし、事実上の別居状態にあった。

「加山さんとめぐみさんの結婚生活は波乱続きでした。映画での共演をきっかけに結婚後、加山さんの叔父が経営するホテルが倒産し、連帯保証人だった加山さんは数十億円もの借金を背負いました。それを完済し、都内の高級住宅街に豪邸を建てたのですが、バブル絶頂期の1990年、新潟に総工費100億円ともいわれるスキー場『加山キャプテンコースト』を開設。これが大赤字で再び借金を背負い、自宅を手放さざるを得なくなったんです」(加山の知人)

 幸いにも、売却先の好意で自宅にはそのまま賃貸住まいできたというが、そんな波乱万丈の加山の人生をそばで支え続けてきたのがめぐみさんだった。それゆえ、おしどり夫婦の卒婚に「ついにめぐみさんが愛想を尽かしたか」ともいわれたが、夫婦関係が修復していたことが、今回の救急搬送で判明した。

「実はいま、加山さんとめぐみさんは再び一緒に暮らしているんです」と語るのは、加山の知人だ。近年の体調の変化は、加山の生活を大きく変えていた。昨年の暮れ、加山は長年住み慣れた豪邸から自立型ケアハウスに引っ越していたのだ。

 自立型ケアハウスとは、食事、掃除、洗濯などの生活支援サービスがついた高齢者向け住宅のこと。「ひとりで住むには不安があるが、介護が必要なほどではない」という人にとって、生活の支援を受けながら自立した暮らしが送れるというメリットがある。

「時期的に、脳梗塞から退院してすぐに引っ越したのでしょう。脳梗塞は幸い軽度だったので自力で病院に行くこともできましたが、もしも倒れてそのまま意識を失っていたら、どうなっていたかわかりません。それを誰よりも心配していたのは、めぐみさんなんです」(加山の知人)

関連キーワード

関連記事

トピックス

劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン