芸能

大人気韓流ドラマ『サイコだけど大丈夫』にハマる4つの理由

ソ・イェジ演じるムニョンにうっとり(c)Netflix オリジナルシリーズ『サイコだけど大丈夫』独占配信中

『愛の不時着』や『梨泰院クラス』にどっぷりハマり、観終わってからロスになった人たちが、次なる“沼”として足を踏み入れているのが、『サイコだけど大丈夫』。6月のNetflix配信直後から連日人気ベスト3にランクインしている。

 グリム童話などをモチーフにした独特の世界観の中で、“生きづらさ”を抱えながら不器用に生きる男女が互いを癒し、慈しむ姿には号泣必至。不時着や梨泰院とはまた違う、新感覚のヒーリング・ラブストーリーの沼も深いのだ!

◆『サイコだけど大丈夫』のあらすじ
 身寄りも財産もなく自閉症の兄・サンテ(オ・ジョンセ)を抱え社会の片隅でひっそりと生きてきたガンテ(キム・スヒョン)と、家族の愛を知らずに育ったベストセラー童話作家のムニョン(ソ・イェジ)。ガンテの勤務先の病院に朗読会の講師としてムニョンがやってきたことで2人は出会う。自身も絵の才能があるサンテはムニョンの大ファンだった。3人の人生が交差し、それぞれの“闇”が明らかになっていく――。

【ハマる理由1】おとぎ話に出てきそうな、美しすぎる男と女

 見ているだけでうっとりするキム・スヒョンのシャープなフェイスラインと立ち姿の華麗さ、韓国エンタメ界が誇る美女ソ・イェジの見事なスタイル。ため息なしでは見られない主演2人の美しさは物語の切なさと悲哀を高める。

【ハマる理由2】人間の“生きにくさ”をリアルに描く切なさに涙……

「きれいだから手に入れたい」とガンテに迫るムニョン(c)Netflix オリジナルシリーズ『サイコだけど大丈夫』独占配信中

 それぞれが幼いときから抱えるトラウマは“誰がいちばんかわいそうなのかわからない”ほど。自分では見て見ぬフリをしている心の傷はやがて絆、愛へと変わっていく。

 短気でわがまま、傍若無人なムニョンだが、実は孤独に怯え母親の呪縛にとらわれながら生きていた。そんな“真実の姿”を見たガンテは急速にムニョンに惹かれていく。

【ハマる理由3】暗い影を持つ主演2人と温かく支えるサブキャストの神演技!

自閉症の兄を献身的に面倒見つつも、時には感情的になることも(c)Netflix オリジナルシリーズ『サイコだけど大丈夫』独占配信中

 ミステリアスな関係性に緊張感が高まるものの、ガンテとムニョンを見守り、寄り添うサブキャストたちの愛すべき人間性も秀逸。

 ムン・ガンテ(キム・スヒョン)■精神病棟の保護士。幼少時、亡き母に「(自閉症の)兄の面倒を見てもらうために産んだ」と言われ、深く心を傷つけられた。

 コ・ムニョン(ソ・イェジ)■孤独で問題行動の多い人気童話作家。猟奇的な眼光を光らせるときもあれば、少女のようなかわいい笑顔を見せることも。

 ムン・サンテ(オ・ジョンセ)■ガンテの兄で自閉スペクトラム症。ムニョンの大ファンで自身も絵の才能があり、ムニョンにその素質を見出され、進むべき道を見つける。

 ナム・ジュリ(パク・ギュヨン)■ガンテの同僚の看護師で、ガンテに片思い中。ムニョンとは小学校の同級生で悪縁関係。ムン兄弟を自宅に下宿させている。

【ハマる理由4】ムニョンの優美で過激なファッションから目が離せない!

甘めのシャツワンピースに太いベルトで細いウエストをキュッ!(c)Netflix オリジナルシリーズ『サイコだけど大丈夫』独占配信中

 童話界のサイコパスな女王という特異性の象徴がムニョンのファッション。きらびやかで奇抜な衣装を着こなすソ・イェジの魅力にうっとり。アクセサリーやヘアメイクもSNSなどで大きな話題となり、物語のアイコンになっている。

 艶やかな黒髪をクラシックに束ね全身ブラックコーディネートで他人を寄せ付けないオーラを放つ。トレードマークのロングピアスも注目のモードアイテム。

※女性セブン2020年9月17日号

関連記事

トピックス

公金還流疑惑がさらに発覚(藤田文武・日本維新の会共同代表/時事通信フォト)
《新たな公金還流疑惑》「維新の会」大阪市議のデザイン会社に藤田文武・共同代表ら議員が総額984万円発注 藤田氏側は「適法だが今後は発注しない」と回答
週刊ポスト
“反日暴言ネット投稿”で注目を集める中国駐大阪総領事
「汚い首は斬ってやる」発言の中国総領事のSNS暴言癖 かつては民主化運動にも参加したリベラル派が40代でタカ派の戦狼外交官に転向 “柔軟な外交官”の評判も
週刊ポスト
立花孝志容疑者(左)と斎藤元彦・兵庫県知事(写真/共同通信社)
【N党党首・立花孝志容疑者が逮捕】斎藤元彦・兵庫県知事“2馬力選挙”の責任の行方は? PR会社は嫌疑不十分で不起訴 「県議会が追及に動くのは難しい」の見方も
週刊ポスト
黒島結菜(事務所HPより)
《いまだ続く朝ドラの影響》黒島結菜、3年ぶりドラマ復帰 苦境に立たされる今、求められる『ちむどんどん』のイメージ払拭と演技の課題 
NEWSポストセブン
公職上の不正行為および別の刑務所へ非合法の薬物を持ち込んだ罪で有罪評決を受けたイザベル・デール被告(23)(Facebookより)
「私だけを欲しがってるの知ってる」「ammaazzzeeeingggggg」英・囚人2名と“コッソリ関係”した美人刑務官(23)が有罪、監獄で繰り広げられた“愛憎劇”【全英がザワついた事件に決着】
NEWSポストセブン
NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の打ち上げに参加したベッキー
《ザックリ背面ジッパーつきドレス着用》ベッキー、大河ドラマの打ち上げに際立つ服装で参加して関係者と話し込む「充実した日々」
NEWSポストセブン
三田寛子(時事通信フォト)
「あの嫁は何なんだ」「坊っちゃんが可哀想」三田寛子が過ごした苦労続きの新婚時代…新妻・能條愛未を“全力サポート”する理由
NEWSポストセブン
大相撲九州場所
九州場所「17年連続15日皆勤」の溜席の博多美人はなぜ通い続けられるのか 身支度は大変だが「江戸時代にタイムトリップしているような気持ちになれる」と語る
NEWSポストセブン
一般女性との不倫が報じられた中村芝翫
《芝翫と愛人の半同棲にモヤモヤ》中村橋之助、婚約発表のウラで周囲に相談していた「父の不倫状況」…関係者が明かした「現在」とは
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《噂のパートナーNiki》この1年で変化していた山本由伸との“関係性”「今年は球場で彼女の姿を見なかった」プライバシー警戒を強めるきっかけになった出来事
NEWSポストセブン
デコピンを抱えて試合を観戦する真美子さん(時事通信フォト)
《真美子さんが“晴れ舞台”に選んだハイブラワンピ》大谷翔平、MVP受賞を見届けた“TPOわきまえファッション”【デコピンコーデが話題】
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市首相「12.26靖国電撃参拝」極秘プランほか
NEWSポストセブン