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有名古書店店長が「絶対売らない」というお宝アイドルグッズ

松嶋菜々子のグッズは軒並み高騰(時事通信フォト)

松嶋菜々子のグッズは軒並み高騰(時事通信フォト)

値段より情熱を大事にする

 そのひとつが大正11年に撮影された日本初のヌードポスターとも言われているサントリーの「赤玉ポートワイン」だ。

「これは『なんでも鑑定団』に出品された際に50万円もの値打ちがつき、もはや骨董品に近い。僕自身も実物は見たことがありません」

 他にも梶芽衣子が素の表情を見せた幻の写真集『MEIKO FANZINE :長濱治による梶芽衣子写真集』(1974年、勁文社)や内田有紀が水着姿で映ったユニチカのポスター、浅野ゆう子の出世CMであるカネボウ化粧品「サマーチャンピオン」関連の商品は高値で買い取るという。

「つい、『こんなものに値打ちがあるわけがない』と思ってしまうものでも、価値がないと決めつけず相談に来てほしいですね。物の価値は自分ではなく他人が決めることなのです。僕らが大切にしているのは、それを一番大事に思い、長く愛でてくれる方に持っていただきたいという気持ちなんです。

 先日も岩崎宏美さんの熱心なファンの方に非売品の直筆商品を特別に販売しました。値段の高い、安いではない。熱い情熱を持っている方にこそ、お売りしたいと常に思っています」

 その写真集が、そのグッズが欲しいという人がいる限り、お宝の魅力は永遠なのである。

■撮影/下城英悟

※週刊ポスト2020年10月16・23日号

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