ライフ

サザンファン垂涎のお宝「桑田佳祐と原由子の結婚記念品」

メンバーの素顔を伝えるべく、ファンが本人たちを取材した。手書きの文字で、「原坊はなぜピアノをひくようになったのですか?」など初々しいQ&Aが掲載されている。NO.7まで続いた(写真/長坂浩さん提供)

 デビュー42年にして、今もなおファンが増え続けている国民的バンド「サザンオールスターズ(以下「サザン」)」。その熱烈なファンで、ファンクラブの会員番号「18」を持つ長坂浩さん(58才)はファンの間で「伝説のファン」と呼ばれているという。そんな長坂さんに、お宝グッズを紹介してもらうとともに、サザンの思い出や魅力にについて語ってもらった。

 * * *
 デビュー当初はファンが事務所に自由に出入りできていたので、ファンクラブの印刷物を作ったり、封筒に冊子を詰めるお手伝いをしていました。

 桑田(佳祐)さん(64才)をはじめとするメンバーの皆さんもヒョコっと事務所に立ち寄り、ファンと会話を交わされる機会もありました。初期のファンたちがそんなタイミングで「ファンクラブ通信を作りたい」と言って、「いとしのTokyo支部」という集まりを立ち上げました。もちろん、あの名曲『いとしのエリー』にちなんだ命名です。ほかにも、関西など全国に支部があったように記憶しています。

取材時の様子を収めたアルバム

 Tokyo支部では、ファンたちが記者・カメラマンとなってサザンの活動やインタビュー記事を作っていました。私は写真の腕を買われて撮影担当に。

 事務所公認で、1979年12月に行われた後楽園球場サーカステント(東京・文京区)でのコンサート「Further on up the Road」の撮影をさせてもらいました。スタッフとして、ライブリハーサルを生で見られる貴重な体験でした。

 また、支部の部長・副部長が桑田さんたちに「次のアルバムの聴きどころ」などについてインタビューをし、その撮影を私がしていました。桑田さんは、ちょっとおどけて事務所の電話の受話器を取りながら、「はい、サザンオールスターズファンクラブです」などとスタッフのような格好で撮影に応じてくれたのがいい思い出です。

関連キーワード

関連記事

トピックス

割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
3年前に離婚していた穴井夕子とプロゴルァーの横田真一選手(Instagram/時事通信フォト)
《ゴルフ・横田真一プロと2年前に離婚》穴井夕子が明かしていた「夫婦ゲンカ中の夫への不満」と“家庭内別居”
NEWSポストセブン
二刀流かDHか、先発かリリーフか?
【大谷翔平のWBCでの“起用法”どれが正解か?】安全策なら「日本ラウンド出場せず、決勝ラウンドのみDHで出場」、WBCが「オープン戦での調整登板の代わり」になる可能性も
週刊ポスト
高市首相の発言で中国がエスカレート(時事通信フォト)
【中国軍機がレーダー照射も】高市発言で中国がエスカレート アメリカのスタンスは? 「曖昧戦略は終焉」「日米台で連携強化」の指摘も
NEWSポストセブン
テレビ復帰は困難との見方も強い国分太一(時事通信フォト)
元TOKIO・国分太一、地上波復帰は困難でもキャンプ趣味を活かしてYouTubeで復帰するシナリオも 「参戦すればキャンプYouTuberの人気の構図が一変する可能性」
週刊ポスト
世代交代へ(元横綱・大乃国)
《熾烈な相撲協会理事選》元横綱・大乃国の芝田山親方が勇退で八角理事長“一強体制”へ 2年先を見据えた次期理事長をめぐる争いも激化へ
週刊ポスト
2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン