6月中旬の曇り空の中、フルジップのパーカー姿、濡れ髪でスーパーに出かけたのは高島礼子だった。スポーティな格好にツヤのある肌の56才は、年齢を感じさせない姿で住宅街でひときわ目立った。ビニール袋いっぱいに買ったものを指先で軽々と持ち、歩き去っていった
一方で、プライベートでも“らしい”雰囲気をまとっているのがお笑い芸人。とくに、芸風から風貌まで独特な売れっ子芸人は目立つ。
猛暑が続いた夏の日、日焼けサロン通いを続けて完成させた肌、黒中心のコーデで闇夜に溶け込むような姿だったのは、コンビニでから出てきたロバートの秋山竜次(42才)。大型のリュックサックに動きやすい生地のハーフパンツ、紙袋を提げていた。
“体ものまね”など、簡単にまねできない秋山の芸だが、そんな個性はひと気のない夜の住宅街でも隠しきれていなかった。
個性的すぎるほどの個性を売りにしているのは、「汚料理」などが話題になった安田大サーカスのクロちゃん(43才)もそうだ。5月中旬、赤いバンダナらしきものを巻いた上にキャップを被り八分丈パンツと靴の隙間からは星柄の靴下を堂々と見せてスーパーで買い物。パンパンになった2つのレジ袋を持って坂を登っていった。
普段はテレビ画面などを華やかに盛り上げる女優や芸人たち。コロナ禍でプライベートではおうち時間を大切にしている様子がうかがえた。